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学校説明会レポート

学校説明会レポート

日本大学三島中学校

2026年7月22日(水)

「学び」と「行事」を両輪として、付属校の強みを生かした中高大連携教育を展開

静岡県三島市にある日本大学三島高等学校は、1958年に日本大学の正付属校として創設された伝統校です。2003年には中学校が開校し、併設型の中高一貫校となりました。日本大学の教育理念である「自主創造」の精神の下、「自由と規律」を重んじ、国際社会において指導的立場で活躍できる人材の育成をめざしています。

オンラインで開催されたこの日の説明会は、現在、生徒会の副会長を務めている中学2年生のSさんを交えて進行されました。まず、あいさつに立った教頭の小川高明先生は、同校の三つの特長について説明しました。

一つ目は「大学との連携」です。同校は日本大学国際関係学部のキャンパス内にあり、大学教員による講座などを通じて、中学の段階から専門的な学びに触れる機会が設けられています。

二つ目は「高校の先取り教育・早期の受験対策・少人数制授業の実施」です。英語・数学・国語の3教科では高校内容の先取り学習を行い、特に英語と数学では、1クラス約25名の生徒を2グループに分け、12~13名程度の少人数で授業を行っています。

続いて、英語科の早坂知也先生が英語教育について説明しました。英語は中学2年生から習熟度別授業となり、4技能をバランス良く養います。定期試験ごとに英検®の2次試験を意識したスピーキングテストを実施するなど、実践的な英語力の育成にも力を入れています。また、中高一貫校向けの、難易度の高い教材を使用し、ネイティブ教員による英会話の授業と連携しながら学習を進めている点も特色です。早坂先生は「中学1年生で英検®4級、中学2年生で3級、中学3年生で準2級」という目標を示し、「授業や課題にしっかり取り組み、定期試験に向けて勉強していれば、無理なく取得できます」と話しました。

三つ目は「豊富な学校行事」です。小川先生は「本校では、勉強と学校行事を両輪と位置づけています」と述べ、留学生との交流や、各学年での宿泊行事、桜陵祭(学園祭)・秋桜祭(体育祭)といった多彩なプログラムについて、スライドを使いながら紹介しました。

また、中学2・3年生の生徒が三嶋大社から芦ノ湖まで約16kmを歩く伝統行事「箱根遠足」にも触れ、Sさんがそれぞれの行事について自身の体験や感想を語りました。小川先生は「さまざまな学校行事を通して人間力を高めていくことが狙いです」と教育方針を強調しました。なお、中学3年生の修学旅行は現中学2年生生までは、イギリスとフランスでの実施となりますが、それ以降の学年についてはイギリス、フランスを含め行き先を検討中とのことです。

高校での4コース制についても説明がありました。中高一貫生の多くが進む「アカデミックコース」は、基本的に日本大学への内部推薦は利用せず、国公立大学や難関私立大学への進学をめざすコースです。そのほか、学習と部活動を両立しながら内部進学をめざす「総合進学コース」、1年間のオーストラリア留学がカリキュラムに組み込まれた「グローバル留学コース」、中学校から進学する場合には相応の競技実績が必要となる、スポーツに特化した「アスリートコース」が設けられています。教育内容の説明の結びとして、Sさんは「先生と生徒との距離が近く、一人ひとりの個性を大切にしてくださることがうれしいです」と笑顔で学校の魅力を伝えました。

最後に、中学入試について説明がありました。受験対策としては、算数では計算ミスを減らし、苦手分野をつくらないこと、国語では漢字やことわざなどの基礎事項を身につけるとともに、読書によって読解力を養い、作文の対策として週に1回、テーマを決めて400字程度の文章を書くことが勧められました。