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学校説明会レポート

学校説明会レポート

千葉明徳中学校

2026年8月29日(土)

探究を通して学びを深め、未来を切り拓く「行動する哲人」を育成

100年を超える歴史を受け継ぎながら、時代に応じた新たな学びを追求している千葉明徳中学校・高等学校。2011年に中学校を開校して中高一貫教育をスタートさせて以来、生徒主体の「思考する学び」を通して知性を磨き、併せて、自ら考え、判断し、行動する力を育むことを大切にしています。

この日のオンライン説明会では、最初に、校長の宮下和彦先生が、校名の由来にもなっている建学の精神「明明徳於天下者先致其知(明徳を天下に明らかにせんとする者は、先ずその知を致せ)」について説明しました。このことばは中国の古典『大学』の一節で、「一人ひとりが生まれ持った能力や特性を社会で発揮するために、知性を養いなさい」を意味します。宮下先生は「これからの時代には、AIと共存するための数理的・論理的思考力と、AIに代替できない幅広い教養と価値判断力の両方が必要です。本校では、そうした力を身につけ、得た知識や見識を社会のために生かしながら、『自分には何ができるか』を生涯にわたって考え、行動できる人を育てたいと考えています。高い知識と見識を基に、自ら判断して行動できる『行動する哲人』を理想の人物像に掲げています」と語りました。

同校では、知識を深め、自分で考えたことを形にして伝える力を育むため、プレゼンテーションや総合探究に力を入れています。授業ではペアワークやディベートを積極的に取り入れ、朝礼での1分間スピーチや、お薦めの本を紹介し合うビブリオバトルなど、日常のさまざまな場面にも発信の機会を設けています。

総合探究では、中1・2で学校のオリジナルプログラムである「土と生命(いのち)の学習」に取り組みます。これは、田畑での農作業を体験しながら、「食」を切り口に持続可能な未来社会について考えるプログラム。実際に苗づくりや害虫駆除などを体験し、それを通してテーマを見つけ、グループで研究を深めたうえで、成果をポスターにまとめて発表します。

その学びを発展させるのが、中2・3の「課題研究論文」です。そこでは、時間をかけて、一人ひとりが探究を進め、みずから課題を設定し、実験や観察、取材などを通してデータを集め、その成果を論文にまとめます。集大成となる論文発表会では、全員が研究成果をプレゼンテーションします。続く高1・2の「探究活動」では、さらに自分の興味・関心を深め、個人で研究したり、グループで地域をテーマに研究したりします。このように、段階的に探究を深めていくなかで、大学や企業が主催するコンテストや高大連携プログラムに挑戦する生徒も増えています。

グローバル教育にも力を入れています。英語の授業には、楽しみながら「使える英語」を身につけられるよう、さまざまな工夫が凝らされています。中1から高1まで週6コマ設定し、そのうち2コマを英会話に充てています。中3・高1では、英会話のうち1コマをオンラインスピーキングとし、実践的に英語を使う機会を設けています。この日の説明会では、年2回開催される英語暗唱大会「レシテーションコンテスト」の様子も動画で紹介されました。発音や表現を工夫しながら練習を重ね、成果を発表する生徒たちの姿から、日頃の学びの様子が伝わってきました。

そして、英語学習の集大成となるのが、高2で行われるハワイ研修旅行と現地の学校の生徒たちとの交流です。そのほかにも、アメリカ、フィリピン、オーストラリアの3か国から行き先を選べる希望制の語学研修プログラムを用意するなど、海外で英語を学ぶ機会を広げています。

2027年度入試は全部で8回実施されます。12月1日午前の第一志望入試と同日午後のプレゼンテーション入試を皮切りに、1月20日午前に適性検査型入試を実施。一般入試は1月20日午前、21日午前、24日午前、28日午前、2月4日午前の合計5回です。2月4日を除く4回の一般入試は2科(国語・算数)または4科(国語・算数・理科・社会)から選択できますが、選抜クラス希望者は4科のみとなっています。また、英検®の取得級による得点優遇も設けています。

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