受験ライフをサポートする進学情報誌 さぴあ

2026年度中学入試 受験体験記

進学校 大妻中学校

考えることを放棄しない

 私は4年生の頃サピックスに通い始めました。もともと他塾に通っていたので、計算は特別遅い訳ではありませんでした。なので、工夫をする計算などを考えずに解くようになってしまい、考える習慣というものがなくなってしまいました。すると勉強の時間はしっかりと取っているのに、成績は上がるどころか、下がる一方になってしまいました。私はそんな私を見て見ぬふりをして5年生の後期までを過ごしてしまいました。

 ある組分けテストでひどい点数を取り落ち込んでいる私に、母が「考える姿勢を身につけよう」と言いました。考える姿勢の第一歩として、母と夜に、一日の勉強のうち大切なところのみを取り出して、振り返るということをするようになりました。そして次の復習テストの結果は過去一番となりました。しかし、気を抜くとすぐに作業のようにやってしまうクセが出てしまうので、量を少なくして質を高くしました。少し減らしても良いから、しっかりと考えて勉強するということです。

 そして迎えた入試本番。2日目だったこともあり、良い緊張で臨むことができました。夜に合格発表があり、パソコンで家族と見ることにしました。恐る恐る見ると「合格」と書いてあり、とてもうれしかったです。母も目をうるませて喜んでくれました。

 今でも思い出す入試前最後の1週間。受験校の傾向をつかみ、合った勉強をしていました。父・母とリモートでつないで勉強してみたりと、できるだけテンションを上げる工夫もしました。その中でも、考えることだけは放棄しなかったので、記述の解答では役に立ったと思います。

 役立つ勉強は学校によって異なりますが、基礎トレ・コアプラス・語彙力完成プリントなどは、どの学校においてもやって損はないと思います。

 考えることをいつまでも続け、諦めずに、最後まで頑張ってください。そうすれば、結果は自然とついてきます。