くりかえし うそをついても 合格だ
二〇二五年の大晦日、私はゲームをしながら紅白歌合戦を見ていました。理由は先生が大晦日の授業の後に「今から半日は勉強のことを忘れていいよ!!」と言ってくれたからです。私は正直、大晦日も絶対に勉強しなければいけないと思っていたので、私だけでなく、クラスのみんなも驚いていました。先生の言葉を信じようと思って、半日は今までできる雰囲気ではなかったゲームを思いっきりやりました。この時のゲームの時間は今までにゲームをしたどの時間よりも楽しかったです。
そんな年末の時間はとても楽しかったですが、つらいことやしんどいこともたくさんありました。五年生の夏にはハードなスケジュールと家庭学習がこなせなくなって塾に行けなくなったり、完全に私が悪いですが、毎日やらなければいけない基礎トレをやっていなくて怒られたり、算数の偏差値が四十台まで下がって「本当に合格できるのかな」と思ったりしました。
私はそれから、何とか成績を安定させることができました。そして迎えた受験当日、それまでのしんどさやつらさをはるかに上回ることがありました。第一志望校の算数の一番最初の問題を間違っていることに気づいてしまったのです。試験中はその不安を何とか抑えて次の社会は何とか頑張ることができましたが、合格発表の時までは「あのミスのせいで落ちたらどうしよう」という不安がずっと頭の中にありました。
私は、塾に通っていた三年間を振り返ると、何回うそをついたのかわかりません(いつもうそをついたのがばれていましたが)。そのたびに親に怒られて、いやになったこともたくさんありましたが、それでも第一志望校に合格することができたので、私の中学受験は結果オーライだったなと思っています。