わが家の中学受験、未来につながる一歩
少年野球のチームに入っていたこともあり、息子がサピックスに入室したのは2年前の春、周りのお子さんより少し遅いスタートでした。通い始めの頃の成績は今よりもずっと低く、「伸びしろしかないね」と家族で笑っていたことを思い出します。それでも少しずつクラスが上がりました。
6年生の夏まで野球を続けていたため、土曜特訓の前半は受講していません。焦りを感じることもありましたが、大好きな野球を最後までやり切ること、そして勉強も続けることの両立を大切にしました。夏期講習から勉強中心の生活に切り替えると成績も上がり始め、入室が遅かった息子にとっては、この頃から勉強そのものを楽しいと感じられるようになったように思います。
しかし秋以降は、周りのお子さんたちの頑張りも一層増し、成績は上がったり下がったりを繰り返しました。サピックスオープンでも思うような結果が出ず、親としてももどかしさを感じる時期でした。
限られた学校見学の中で「ここに通いたい」と息子自身が強く感じた学校を第一志望に決めました。決して易しい挑戦ではありませんでしたが、最後まであきらめず目標に向かって努力を続けました。
9月からのSS特訓、10月からの過去問演習と、いよいよ受験本番が近づいてきました。国語は比較的安定していましたが、算数と理科は波があり、社会も好きな科目でありながら得点に結びつかないなど、最後まで試行錯誤の連続でした。
1月の埼玉・千葉受験では3校から合格をいただき、少し安心して2月1日の第一志望校に臨みました。翌日の第二志望校は、第一志望の結果が分からないままの受験となりました。そして2月3日、2校の結果がほぼ同時に分かりました。第一志望は残念ながら不合格。息子は悔しさで涙が止まりませんでした。第二志望からは合格をいただきましたが、その夜は悔しさのあまり眠れないほどだったようです。
受験後、本人は「あのときこうすればよかった」と振り返ることもありますが、その経験はこれからの中学・高校生活に必ず生きるものだと、今は前向きに捉えています。これからも勉強や探究活動に励んでいきたいと話す姿に、親として大きな成長を感じています。
私たち親にも反省や後悔がないわけではありません。それでも、ご縁をいただいた学校が息子にとって一番の場所だと信じています。これから勉強や部活動に励み、充実した中学校生活を送ってくれることを心から願っています。
最後になりますが、悩んだときに親身に相談に乗ってくださった先生方、いつも温かく対応してくださった受付の皆さま、行き帰りの安全を見守ってくださった警備員の方々に、心より感謝申し上げます。