さぴあインタビュー/関西情報
「20分テスト」で学力を伸ばし
充実した学校生活と
難関大学への進路実現の両方を得る
金蘭千里中学校・高等学校 校長 大中 章 先生

卒業生の講演や大学との連携など
進路選択のための刺激も豊富

野口 大学への進学実績もすばらしいですね。2025年春の卒業生171名のうち、71名が国公立大学に合格しました。また、関関同立・早慶上理への合格者は208名、医学部医学科への合格者は国公私立合わせて46名に達します。進学指導はどのような方針で行っているのでしょうか。
大中 生徒自身の進路希望を大切にする、というのが基本方針です。本校では、生徒本人が希望していないのに、学校側が実績のために特定の大学へ誘導するようなことはしません。実際に、東京大学に確実に合格できる学力があっても、本人の希望で大阪大学に進学した例もあります。進路面談は担任だけに任せず、セカンドオピニオンとして3名の教員がアドバイスを行っています。
松本 キャリア教育としては、どんな取り組みをされているのでしょうか。
大中 卒業生による講演のほか、大阪のアメリカ総領事館の方や、外務省の現役外交官を招いての講演会を長年続けています。また、生徒の約3分の2が理系の学部・学科への進学を希望しているため、生命科学にかかわる科学技術の振興を行うライフサイエンス振興財団にコーディネートをしてもらい、高1を対象に、大学の研究者を招いての出前授業を実施しています。大学で行われている最先端の研究について、高校生にもわかるレベルで講義してもらい、生徒に興味・関心を持たせることが狙いです。また、本校には医歯薬系の学部・学科をめざす生徒も多いので、希望者を対象に、高大連携協定を結んでいる順天堂大学から招いた先生によるセミナーも行っており、毎回80名ほどが参加しています。
2025年の夏は、大阪大学のCiDER(感染症総合教育研究拠点)で実施された感染症に関する高校生向けのセミナーに、本校の高1・2の生徒が7名参加しました。大阪大学と連携した企画は多く、最近では大学院の情報科学研究科の先生もお招きして話をしていただいています。

野口 それでは最後に、受験生と保護者の方に向けてメッセージをお願いします。
大中 本校は、人間性と学力の両方を6年間でしっかり伸ばす学校で、「努力をいとわない生徒」を望んでいます。クラブ活動や行事も含め、活躍の場はいろいろとあります。6年間で成長したい方は、ぜひ一度、本校にお越しください。
野口・松本 本日は貴重なお話をありがとうございました。

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