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学校説明会レポート

学校説明会レポート

専修大学松戸中学校

2026年5月13日(水)

建学の精神「報恩奉仕」「質実剛健」「誠実力行」の下、国際社会を担うリーダーを育成

専修大学松戸は1959年の高等学校創立から41年後の2000年に中学校を開校させました。高校卒業生は内部推薦で専修大学に進学できますが、希望者は例年1割程度しかいません。多くの生徒は外の大学を受験します。そして卒業後は千葉大学、筑波大学といった国公立大学や、早慶上理、GMARCHなどの難関私立大学に進学しています。

この日の説明会は、校長の五味光先生のあいさつから始まりました。同校では、建学の精神である「報恩奉仕」「質実剛健」「誠実力行」の下、「社会に貢献できる知性豊かな人材の育成 -人間性と知性を培う-」を教育ビジョンに掲げています。生徒たちには「将来、自分だけが幸せになるのではなく、社会に必要とされ、周りの人に頼られる存在になってほしい」と伝えながら、日々の教育活動を行っているそうです。

続いて五味先生は、今年3月に卒業した中高一貫21期生の大学合格実績について紹介しました。東京科学大学をはじめとする国公立大学に14名が現役合格するなど、すばらしい結果でした。同校の生徒は「中高6年間を学習活動だけで終わらせるのではなく、アメリカ修学旅行をはじめとするさまざまな学校行事、放課後の講座、各種検定試験などに原則として全員が参加し、充実した生活を送っています」とのことですが、こうした実績もその成果の一つでしょう。同校が開校以来、注力している英語については、「大学受験の先を見据えた、高い語学力を身につけてもらいたいと強く願っています」と述べ、説明を締めくくりました。

続いて、教頭の中村吉伸先生が教育内容について詳しく説明しました。最初の話題は、今年度の中学校の主な行事についてです。4月に入学した153名の新入生は、毎年4月に山梨県清里で行っている2泊3日のオリエンテーション合宿に参加し、中学校の授業開始前に仲間との絆を深めました。一方、中3生は6月に実施されるアメリカ・ネブラスカ州への修学旅行の予行演習を兼ねて、4月に鎌倉で班別行動をするフィールドワークを体験しました。今年度からは日本に留学している大学生が各班に1名ずつ帯同するようになったので、生徒は生きた英語に触れることができます。

中学校では主要5教科に重点を置いているのが特徴です。数学は先取り学習を行い、中3から高校の内容に入ります。最も重視している英語教育については、中学校では中高一貫校用テキストを、高校では大学入試向けのさまざまな副教材を使用し、高度な内容をハイペースで消化しています。また、校内には英語教育専用校舎「アンビションホール」があります。そこでの英会話の授業はネイティブ教員と日本人教員とのチームティーチングで、「話す」「聞く」力を、楽しみながら養成しています。そんな英語教育の集大成となる中3のアメリカ・ネブラスカ修学旅行は、「英語を学ぶ」のではなく「英語を使って活動し、成し遂げる」同校独自のプログラムです。高校は海外大学進学協定校推薦制度(UPAS)に加盟しています。マレーシアの大学への進学サポート体制を充実させるとともに、ニュージーランドやカナダへのグローバル研修なども行っています。

98%の生徒が加入しているクラブは、学習との両立を考慮し、活動日を週3日に制限しています。それでも各部の活躍は目覚ましく、中学合唱部が全日本合唱コンクールで金賞を受賞したほか、高校合唱部もNHK全国学校音楽コンクール全国コンクールで金賞を受賞し、日本一の栄冠に輝きました。また、強豪として知られる高校硬式野球部は今春の選抜大会でベスト4に進出し、高校ラグビー部も31大会ぶりに花園ラグビー場で行われる全国大会に出場しました。さらに高校サッカー部も創部以来初めて県大会決勝に進出するなど、文武両道を高いレベルで実現しています。

現在、同校では設備のリニューアルを進めています。校内の照明がLED化され、体育館には冷房設備が設置されました。夏の制服についても、今年度より紺色のポロシャツを導入するなどして、生徒の健康にも配慮しています。