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学校説明会レポート

学校説明会レポート

山手学院中学校

2026年5月14日(木)

「課題発見・解決力」「論理的思考力」「社会課題への意識」で世界に信頼される人材を育成

JR根岸線「港南台」駅から徒歩12分の高台に、緑豊かなキャンパスを構える山手学院中学校・高等学校は共学の進学校です。建学の精神に「世界を舞台に活躍でき、世界に信頼される人間の育成」を掲げ、1966年の中学開校以来、国際教育に注力しています。

説明会の冒頭、校長の簑田大先生は「生徒には多くの挑戦をしてほしいと考えています。学校では、そのための仕掛けがたくさんあります」と語りました。そして、「生徒たちが、失敗を恐れず、挑戦し続けるためには、それを支える教員や励まし合える仲間が必要です。生徒の声が届く校長室でもありたいと思っています」と、学校の姿勢を紹介しました。

続いて登壇した入試対策部長の渡辺大輝先生は、同校が長年力を注いできた国際教育の取り組みを紹介しました。なかでも特徴的なのは、全員参加の海外研修です。中3はオーストラリア、高2はアメリカまたはカナダで学ぶのです。いずれも2人1組で、現地の一般家庭にホームステイします。さらに、50年以上続く夏休みの恒例行事「リターンビジット」では、ホームステイでお世話になった家庭の子ども250~300名を山手学院の生徒の家庭で受け入れ、文化交流を深めています。

そのほかにも、「ニュージーランド中期留学」(中3)、留学先で取得した単位を卒業単位として認定する「年間留学」(高2)、国連世界高校生会議(高1~3対象・選抜制)など、希望者を対象としたさまざまなプログラムが実施されています。

このように、国際交流が盛んなことから、入学時点で英語力がないことを心配する保護者も多いそうですが、渡辺先生は「英語は入学後にしっかり学べる体制を整えています」と語ります。英語は週7コマあり、日本人教員による文法・読解・ライティングの基礎固めを行う授業、スピーキング、リスニングを実践する授業に加えて、ネイティブ教員による少人数授業も行われます。家庭学習ではAI英会話アプリ「ELSA Speak」を活用し、発音判定なども行っても行って、質の高い英語に触れる機会を確保しています。

一方で、同校では「課題発見・解決力」「論理的思考力」「社会課題への意識」を育む探究的な学びも重視しています。その中心となるのが、国際教育と探究活動、STEAM教育を融合した「グローバルリーダープログラム(GLP)」です。土曜日の午前を使い、中2から高2までが学年に関係なく参加するこの講座では、プログラミング、3Dプリンターを使ったものづくり、商品企画、編集活動など、多彩な課題解決に挑戦します。

さらに発展的に学びたい生徒には、国内外で実施される宿泊型研修「GLPツアー」もあります。たとえば大分県で行われる「次代を拓く人材育成キャンプ」では、別府市の立命館アジア太平洋大学を拠点に地域課題をテーマとした探究活動を実施します。大学生メンターのサポートを受けながら、地元高校生との協働、起業家や社会福祉団体への訪問など、多様なフィールドワークを体験し、最終日に成果を発表するというものです。「多くの人とかかわり、協働しながら課題解決に挑むことで、生徒は視野を広げ、大きく成長します」と渡辺先生は強調しました。

最後に、2027年度入試について説明がありました。これまで2月1日午後と2日午後に実施していた「特待選抜」は、1日午後の1回に集約されます。「集合時間は16時と17時5分の2部制です。2月1日午前のA日程、3日午前のB日程と合わせ、成績優秀者は特待合格となりますので、ぜひ挑戦してください」と渡辺先生は受験生にエールを送りました。