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学校説明会レポート

学校説明会レポート

佼成学園中学校

2026年5月18日(月)

体験と学問の両立に励む「行学二道」の精神で男子生徒の特性に合わせた教育を実践

東京メトロ丸ノ内線「方南町」駅から徒歩8分の佼成学園中学校・高等学校は、校訓に「行学二道」を掲げる男子進学校です。「行学二道」とは「体験と学問の両立に励む」という意味で、学問だけでなく、部活動や課外活動にも力を入れ、バランスの取れた人材育成に努めています。

この日の説明会は、校長の青木謙介先生のあいさつから始まりました。青木先生は、今年4~5月に行われた春季東京都高等学校野球大会でベスト4に進出した高校野球部、昨年12月の全国大会で準優勝を成し遂げた高校アメリカンフットボール部、「河童伝説」の研究で、高校生国際シンポジウムの人文科学・教育分野で最優秀賞を受賞した現高3生などの活躍を紹介し、同校が「行学二道」の精神を体現する学校であると語りました。そのうえで、「開校から72年、本校では男子の特性に合わせた教育を行っています。これからも、学問と体験という二つの芽を伸ばしながら、新たな価値を創造・発信できる人材を育てていきます」と締めくくりました。

続いて、教頭の南井秀太先生が教育内容について説明しました。最初に確認したのは、同校は立正佼成会の社会事業の一環として設立された学校ではあるものの、宗教教育は一切行っていないという点です。「宗教的な勧誘や制限はまったくありません。建学の精神や校風に魅力を感じたら、安心して入学してください」と述べました。

同校では、中学入試の成績に応じて、旧帝大などの国公立大学や最難関私立大学をめざす「アドバンストクラス」、国公立大学や難関私立大学をめざす「マスタリークラス」、海外大学や国内のスーパーグローバル大学への進学を目標とする「グローバルコース」の3コースに分かれて学びます。すべてのコースで英語教育に力を入れており、英語の授業時間は公立校の2倍の週8時間です。帰国生の受け入れにも積極的で、最近では1学年約200名のうち20~30名が帰国生とのことです。帰国生入試のほか、Super English(SE)入試と呼ばれる英語入試も行っており、英語力の高い生徒の存在が一般生徒にとっても大きな刺激になっているそうです。

具体的な学習支援制度としては、教科別・目的別の講習制度があり、朝7時から夜8時まで利用できる自習室も設置されています。そこには2~3名の大学生チューターが常駐しており、個別の学習相談にも応じています。南井先生は「本校は、生徒同士、また生徒と教員の距離が近いのが特徴で、仲間と情報交換をしたりしながら切磋琢磨して学ぶことができます。男子に必要な刺激や情報が自然に入ってくるのが本校の強みです」と話しました。

こうした強みは大学合格実績にも表れており、今春は、既卒者を含め国公立大学に28名(大学校を含む)、早慶上理に55名、GMARCHに137名、海外大学に41名が合格しています。毎年、「合格発表は学校で見たい」という生徒の希望を受け、発表時間に合わせてパソコンの前に本人と友だち、教員が集まり、受験番号を確認するのが恒例行事になっているそうで、南井先生はその様子を映像を交えて紹介しました。合格を知り、仲間と喜びを分かち合う姿や、周囲の友だちがそのがんばりをたたえる姿が見られ、同校の生徒たちの連帯感と団結力が伝わってきます。

説明会の途中では、サピックスを卒業した在校生3名が壇上に上がり、学校の魅力について語る場面もありました。「文化祭や体育祭など、学校行事に全力で取り組むのが特徴です。仲間と団結し、一つの目標に向かって努力することが自分の成長につながっています」「楽しむときは思い切り楽しみますが、テスト前になると、みんなが勉強に集中する、メリハリのある学校です」といったコメントからは、同校のアットホームな雰囲気と、学業にも行事や部活動にも全力で取り組む「行学二道」の精神が感じられました。