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学校説明会レポート

学校説明会レポート

光英VERITAS中学校

2026年5月18日(月)

建学の精神である「和」を教育理念に、人・社会・自然に貢献する次世代リーダーを育成

1983年に千葉県松戸市に誕生した聖徳短期大学附属中学校・高等学校は、1990年に聖徳大学附属中学校・高等学校となり、2021年には共学化して光英VERITAS中学校・高等学校と改称しました。これに伴い、建学の精神「和」を現代的に再解釈し、「独自性を発揮し、協力し合って共に成長する人間となる」ことをめざすようになっています。「VERITAS(真理)」という校名が示すとおり、「答えを求める学びから問いを持つ学びへの変革」を合言葉に、サステナブルな個人と社会の成長に向けて「地球規模で考え、人・社会・自然に貢献する次世代リーダー」を育成しています。

この日の説明会では、冒頭で校長の川並芳純先生が、広大なキャンパスと、充実した施設について紹介。都内の学校とは一線を画すゆとりある環境は、設置基準を大幅に上回る広さを誇り、生徒たちの伸び伸びとした成長を支えていると強調されました。また、共学化により、生徒同士が刺激し合い、多様な進路をめざすようにもなっています。2026年春の中高一貫の卒業生(107名)の4年制大学進学率は85.1%に達しているそうです。

そんな同校の教育の幹となっているのが「礼法」です。建学の精神「和」に基づき、リーダーシップや協調性といった非認知能力を育てるため、同校では道徳に代わる正課として「小笠原流礼法」を週1回実施しています。もちろん、男子も受講します。小笠原流宗家監修による6年間のプログラムを通じて、相手を思いやる心や日本文化の真髄を身につけ、人間性を高めるのです。

そして、学びの核となるのが、すべての教育活動を連鎖的な探究学習としてとらえる「ヴェリタス・トルネード・ラーニング」です。これは、全教科で課題解決のプロセスをトルネードのように繰り返し、“答えを求める学び”ではなく、“問いを持つ学び”の方法を習得するものです。「課題解決と発見」を繰り返すサイクルを各教科の学習や学校行事、さらには学外の大学や企業へとつなげ、質の高い学びを実現しています。毎週水曜日の午後に全学年で行われる「探究科」では、ドローン動画制作(中1)、SF映画を物理学的に考察する創作(中2)、ディベート(中3)など、生徒の発達段階に応じたプログラムが展開されています。

校長補佐の大野正文先生は、こうした探究の成果が大学受験の「第一志望進学」に直結していることを強調しました。偏差値に依存して志望大学を決めるのではなく、「中高での研究を大学でさらに深めたい」という目標を持つ生徒が、ミネソタ大学やアリゾナ大学といった海外名門校、あるいは国内の難関国公立大学への進学につながっていると話しました。

「理数・サイエンス教育」も重視しており、年間30~40回に及ぶ豊富な実験を通じて「活用する学び」を体感させます。東京理科大学と提携しているほか、東京大学の研究チームが発見した新種巨大ウイルスの研究に同校の理科教員も参加しており、常に最新の知見とつながる環境が整備されています。また、放課後の科学教室、卵を保護するプロテクターを作成して高所から落下させる「エッグドロップコンテスト」、養蜂場でのハチミツ採取などを通して、生徒たちの知的好奇心を刺激する活動も行っています。

「英語・グローバル教育」を掲げて、実用的な英語力の育成に注力しているのも特徴です。また、中学入学時の学力差をできるだけ早く解消するため、習熟度別クラスを編成し、iPadを活用したオンライン英会話を6年間で約90時間実施します。2025年にはユネスコスクールに認定され、海外に5校ある姉妹校と交流して、留学生を積極的に受け入れるようになりました。オーストラリア(中3)やイギリス・台湾(高2)への全員参加の修学旅行なども行われており、地球規模の視点を養う機会が豊富です。

最後に、入試広報室長の本間明信先生より、2027年度入試について説明がありました。学びの土台となる読解力・表現力を重視した「国語1科入試」を1月21日午前に新設するとのことです。最新の入試情報は学校のホームページをご覧ください。