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学校説明会レポート

学校説明会レポート

日本女子大学附属中学校

2026年5月26日(火)

変化する時代に応える教育改革で総合大学附属校としての価値をさらに高める

日本女子大学附属中学校は、1901年、日本で最初の女子大学として創立された日本女子大学校の附属高等女学校を前身に、1947年に新制の中学校として開校しました。創立者・成瀬仁蔵が掲げた「自学自動」の教育理念の下、自立して社会に貢献できる人間性豊かな女性の育成をめざしています。

この日の説明会では、最初に、校長の野中友規子先生が教育方針について説明しました。同校では「信念徹底」「自発創生」「共同奉仕」の三綱領を大切にしながら学校生活を送ります。野中先生は「この三綱領は卒業後も生徒たちを支え続ける精神的な柱になります」と語りました。

また、国語科教員として長年取り組んできたプレゼンテーション教育にも触れ、「世界で活躍するためには、自分の価値観や考えを明確に持ち、それを相手に伝える力が欠かせません。その土台となるのがことばの力です。中高6年間を通して自他への理解を深め、互いの良さも至らなさも受け止めながら、生き方そのものを育んでいきます」と強調しました。

続いて教頭の國澤恒久先生が、同校ならではの教育活動について紹介。「『おもしろい』『やりがいがある』と感じる体験は、将来の選択肢を広げる原動力になる」との考えから、同校では体験型学習を重視。理科では、3年間で約120回もの実験・観察を実施。東北校外学習や裁判傍聴など、多彩な校外授業も行われています。

さらに、こうした学びを発展させるため、2027年度からは教育環境を大きく刷新します。まず、中高の教育体制を一体化し、6年間を見通した一貫カリキュラムを導入。中学校は3期制から2期制へ移行し、新カリキュラムの下で週6日制をスタートさせるそうです。また、日本女子大学との連携を強化し、総合大学の附属校としての特色をさらに高めていく方針です。これに先立ち、今年度からは大学生チューターによる放課後学習支援「スタディコモンズ」も始動しました。

こうした改革の柱となっているのが「ワンダークエスト」「グリーンキャンパス」「グローバルリンク」「ミライデザイン」「アート・テックフュージョン」の五つのプログラムです。探究学習の充実や、多摩丘陵の豊かな自然が残る西生田キャンパスの森を活用した学び、海外研修や留学機会の拡充、大学との連携によるキャリア教育、そして、芸術と科学を融合した創造的な学びなどを通して、生徒一人ひとりの可能性を広げていきます。國澤先生は「変化の激しい時代を生き抜くために必要な“生きる力”を育む教育を実現したい」と語りました。

最後に、広報部の森田真先生が2027年度入試について説明しました。大きな変更点は、2月2日午後に、国語・算数による2教科入試を新設することです。これに伴い、帰国生入試は募集を停止。募集人員は2月1日午前の第1回(4教科)が約85名、午後の第2回(算数)が約30名、2月2日午後の第3回が約30名、2月3日午前の第4回(4教科)が約15名となります。森田先生は「複数回受験者への優遇措置は継続します。減員となる回についても、合格ラインは大きく変わらないものと思います」と説明しました。