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学校説明会レポート

学校説明会レポート

明治大学付属明治中学校

2026年6月25日(木)

「第一級の人物たれ」の理念の下、学業を土台に主体性を育む唯一の直系付属校

明治大学付属明治中学校は、1912年に旧制明治中学校として、現在の明治大学駿河台構内に開校しました。当初は男子校でしたが、戦後の学制改革を経て、現在の明治中学校・明治高等学校となり、2008年に調布市へ移転。同時に男女共学校となりました。明治大学付属4校で唯一の直系付属校として、大学との連携を生かした教育を行っています。

この日の説明会では、最初に副校長の北村純先生が、建学の精神である「質実剛健」「独立自治」と、初代校長・鵜澤總明が掲げた「第一級の人物たれ」という理念について紹介しました。北村先生は「知識だけでなく人格を磨き、自ら考え、自ら行動できる人間を育てたいという願いが、これらのことばに込められています」と語ります。

この理念は、学校生活のさまざまな場面に息づいています。中1では学校生活への適応を最優先とし、1学期の中間試験までは部活動への正式入部を見合わせるほか、1学期中は活動時間を17時までとするなど、無理なく中学校生活に慣れるための配慮がなされています。完全下校は、スクールバスの最終便に合わせて18時30分となっています。

続いて、教頭の鈴木正人先生が、中高6年間の教育について説明しました。同校は「学業優先の付属校」を掲げ、中学校段階で確かな基礎学力を身につけることを重視しています。週6日制で十分な授業時間を確保するとともに、特に英語と数学については、定期考査で一定の基準に達しなかった生徒に対して補習を実施し、学力の定着を図っています。鈴木先生は「授業では検定外教科書も活用し、主要教科をより深く学びます。本校には生徒同士が教え合う風土が根づいており、朝早く登校してフリースペースで学習したり、職員室前で教員に積極的に質問したりする姿も日常的に見ることができます」と、生徒たちの学ぶ様子を紹介しました。

特に力を入れているのは英語教育です。中1では週7時間の少人数授業、中2からは習熟度別授業を実施しています。付属高校への内部推薦では、英検®準2級一次試験合格が条件の一つとなっており、昨年度は中3生全員がこれを達成しました。スピーチコンテストやプレゼンテーションコンテスト、イングリッシュ・シャワー、イングリッシュ・キャンプなど、実践的に英語を学ぶ機会も豊富です。また、大学との連携では、明治大学教員による「高大連携講座」(高2前期、高3後期必修)や、大学で学ぶ「プレカレッジプログラム」(高3希望者対象)を開講しており、高校在学中に修得した単位は明治大学進学後に大学の学部単位として認定されます。

続いて、学級担任の先生が学校生活について紹介しました。同校では担任だけでなく、学年主任や学年付き教員も日頃から情報を共有し、学年全体で生徒を見守る体制を整えています。学校行事では生徒が主体となって企画・運営を担い、学年が上がるにつれてその役割も大きくなります。「勉強だけでなく、仲間と共に挑戦し、成長していく学校生活そのものが本校の魅力です」と話し、生徒一人ひとりが支え合いながら充実した学校生活を送っている様子を紹介しました。

最後に、広報主任の先生が入試について説明しました。入試は4教科350点満点で、教科ごとの基準点は設けず、総合点で合否を判定します。また、入学後の男女比がおおむね1対1となるよう合格者を決定していることや、第1回と第2回の入試を両方受験した場合は、第2回で合格ボーダーラインにおいて3点を加算する優遇措置についても説明がありました。「算数が合否を左右する傾向はありますが、得意科目を伸ばして総合点で勝負してください」と受験生にエールが送られました。

2027年度入試は、例年どおり2月2日と3日に実施予定です。秋には出題方針や注意を伝える説明会、6年生対象の直前説明会を開催するほか、文化祭は予約不要で公開しています。「ぜひ学校生活の雰囲気を感じてください」と来校を呼び掛け、説明会を締めくくりました。