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学校説明会レポート

学校説明会レポート

女子聖学院中学校

2026年5月20日(水)

キリスト教に基づく人間教育で、一人ひとりの「賜物」を磨き、社会へ羽ばたく力を育む

女子聖学院中学校・高等学校は、米国プロテスタント教会の女性宣教師、バーサ・F・クローソンによって、1905年に創立されたミッションスクールです。「Love God and Serve His People(神を仰ぎ 人に仕う)」を建学の精神に掲げ、キリスト教に基づく人間教育を実践しています。

説明会の冒頭、校長の塚原隆行先生は「本校では『Be a Messenger』をモットーに、自分の思いを持ち、自分のことばで発信し、他者と協働しながら社会をつくっていく女性の育成をめざしています。人はそれぞれ、神からかけがえのない『賜物(才能)』を与えられています。その賜物を6年間かけて磨き、人々に喜びを届けることが、生徒自身の豊かな人生につながると考えています」と話しました。

同校では、「キリスト教教育」「Global Arts教育」「Experiential Learning」の三つを教育の柱に据えています。そして、6年間を「言葉と協働の土台をつくる」「自分の軸をつくり始める」「自分を活かす道を選ぶ」の3段階に分け、毎年7月末に実施する中学1年生対象の2泊3日のJLMキャンプに始まり、独自科目の『聞く・話す』、平和について考える沖縄探究修学旅行など、発達段階に応じた多彩なプログラムを展開しています。

創立以来、力を注いでいる英語教育も特色の一つです。近年は英検®取得を重視し、学年ごとに目標級を設定。中1から少人数・習熟度別で行う英会話授業をはじめ、「中1・2冬期英検®3Day」などの講座も充実しています。今年度からは中3・高1を対象に、水曜の7限目に英検®対策講座を新設しました。また、同校では「Global 3Day Program」という国内留学型プログラムも実施しています。これは、さまざまな国・地域の講師と英語で交流しながら、普段の授業で培われた英語力を実践する場です。

このようにして、生徒たちは多様な価値観に触れながら、自分の考えを伝える力と、相手の意見を前向きに受け止める姿勢を養っていきます。このほか、学生と社会人が共同生活を通じてリベラルアーツ教育を実践する国内の居住型教育施設(教育寮)で国内外の学生メンターと交流するプログラム(高校・希望制)や、アメリカやオーストラリアなどへの海外研修にも参加できます。さらに「UPAS(海外大学進学協定校推薦制度)」を通じて、アメリカを中心とした欧米の100校以上の協定大学への進学ルートも整えられています。

サイエンス教育にも力を入れています。中1では、トランプを取り入れた授業などを通じて数学や理科への興味をかき立てます。中2で女子中高生向けのSTEM(理系)領域のツアー型体験プログラム「Girls Meet STEM」に参加し、女性社員から直接話を聞き、理系分野への視野を広げています。また、中2以上の希望者を対象に「理科見学旅行」を実施し、中3では実験を中心とした「自然科学探究」に取り組みます。

高校ではゼミ形式で探究活動に取り組んでいるほか、系列校である聖学院中学校・高等学校との共同プロジェクトにも参加することができます。SDGsやDXなどをテーマに、深く学べる機会が設けられています。高大連携も活発です。東邦大学看護学部との連携プログラムの実施や、芝浦工業大学の連携校としてサマーインターンシップ制度への参加、東京理科大学との学生インターンシップ協定の締結など、多彩なプログラムによって「実のある高大連携」を行っています。

学習支援体制も充実しています。家庭学習の学校内完結をコンセプトとした「JSGラーニングセンター」には自習用の個人ブースや個別指導スペースを完備。OGをはじめとしたチューターが常駐し、生徒の学習を支援しています。また、学力や希望進路に応じて選択できる課外講座「JSG講座」も全学年で開講しており、生徒一人ひとりの成長をきめ細かくサポートしています。