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学校説明会レポート

学校説明会レポート

横浜共立学園中学校

2026年7月3日(金)

キリスト教教育を実践し、みずからの力を社会のために生かす女性を育成

横浜共立学園中学校高等学校の起源は1871年、3人のアメリカ人女性宣教師によって横浜・山手の地に開かれた、日本女性のための教育施設「American Mission Home」にあります。以来、一貫してキリスト教に基づく女子教育を実践しています。

この日の説明会では、最初に校長の小澤伸男先生が、創立以来受け継がれてきたキリスト教教育と女子教育について説明しました。同校のキリスト教教育の象徴となっているのが、創立以来155年続く毎朝の礼拝です。1200席ある礼拝堂に中1から高3までの1080人が集まり、賛美歌を歌い、聖書のことばに耳を傾けます。「この時間を通じて、生徒たちは『自分はかけがえのない、神に愛されている存在なのだ』と感じ、神から賜ったものをどう人に与えるか、を考えるようになります」と小澤先生は礼拝の意義を説明しました。同校では、こうした礼拝を通して、みずからに与えられた力を他者や社会のために生かそうとする姿勢を育んでいます。

続いて、創立以来、大切にしている女子教育について紹介がありました。「生徒たちは異性の目を気にせず、ありのままの自分を出しながら友人たちとの関係を深め、自分の能力を発揮していきます。行事においても、固定観念による男女の役割分担はなく、力仕事やリーダー役も担います。すべてを自分たちの手で企画・運営することで、自立の精神が養われていくのです」と語りました。生徒同士、互いの違いを認め合いながら挑戦を重ねる日々が、生徒一人ひとりの可能性を大きく育んでいるそうです。

学習面では、ノートの取り方や計算の仕方、知識の覚え方など基礎的な学習方法をていねいに指導するところから始まります。数学では答えを導くだけでなく、「計算式を上手に立てられる」ことを重視し、論理的思考力を養います。また、小テストなどを通して学習の遅れを早期に把握。学習面だけでなく、友人関係や部活動の悩みにも寄り添うなど、一人ひとりをきめ細かくサポートしています。そして、基礎を反復して着実に定着させながら、高いレベルの問題集にも学年全体で取り組み、生徒同士が教え合うことでクラス全体の学力向上をめざしています。大学受験対策も授業を中心に行われ、卒業生の多くが「学校の勉強をしっかりやることがとても大切であることがよくわかった」と話しているそうです。

一方、社会に出てからの活躍を見据え、平和と奉仕の精神を育む教育にも力を入れています。「ハンセン病を正しく理解する週間」や「国際理解週間」、信仰と平和をテーマにした修養会など、人々の苦しみに目を向ける学びを継続しています。こうした教育活動は、知識を身につけるだけではなく、自分に何ができるのかを考える機会として位置づけられています。その結果、卒業生はJICA(国際協力機構)職員や医師、建築士など幅広い分野で活躍しているとのことです。

今春の大学合格実績は、東京大学、一橋大学、東京科学大学、千葉大学にそれぞれ1名が合格するなど、国公立大学に計30名が合格。私立大学では慶應義塾大学に31名、早稲田大学に28名が合格しています。

最後に、小澤先生は「落ち着いた環境で、生徒たちはしっかりとした学力、能力を身につけています。ぜひ当学園の教育理念をご理解いただき、お嬢様の進路の候補に加えていただければ幸いです」と呼び掛け、説明会を締めくくりました。