学校説明会レポート
大阪星光学院中学校
2026年7月12日(日)
「世の光であれ」を校訓に
社会を照らす人を育てる
最寄り駅から徒歩2分の便利な立地にあり、カトリック修道会のサレジオ会によって1950年に設立された大阪星光学院は、聖書の一節にある「世の光であれ」を校訓に掲げる男子進学校です。灯台のように社会を照らし、電灯のように周囲を照らし、ろうそくの灯のように一人の人を照らす人物になってほしいとの願いを込めた校訓の下、教育の基本姿勢である「アシステンツァ」(イタリア語で「ともにいる」こと)を日々実践しています。
その象徴ともいえるのが多様な「合宿」です。渉外広報部部長の八木健太郎先生は「本校の最大の特徴が合宿です。中学3年間で30泊、多い生徒は50〜60泊の合宿に参加します」と話します。入学後すぐに行われる中1研修館合宿では、学校敷地内の研修館に2泊3日で滞在し共同生活を送ります。学校生活に慣れ、密な人間関係をつくり、学習習慣を確立する大切な機会で、掃除・洗濯・配膳などの生活面も学びます。「本校では『25歳で一人前の大人になる』ことを教育の大きな目標に、大学や大学院を卒業し社会人になったときに、学力だけでなく、生活力や社会性が身についていることをめざしています」と八木先生。和歌山県には南部学舎、長野県には黒姫星光山荘という学校所有の合宿施設があり、生徒と教員が寝食をともにしながら、登山やスキー、磯での実習など、学校では経験できない多様な学びを経験しています。
小テスト、ノートチェック、補習などの
手厚いサポートで学力を伸ばす
勉強面でも「アシステンツァ」を体現する手厚いサポート体制が確立しています。テーマは「繊細かつ骨太な学習指導」。授業の進度は速いものの、遅れやつまずきを防ぐために小テストを頻繁に実施し、合格するまで追試を課すこともあります。ノートチェックも小まめに行っており、生徒一人ひとりの理解度や意欲を細かく把握しています。指名制の補習や発展的内容を学ぶ希望制の補習、勉強合宿といったプログラムも充実。高3になると志望大学別講座を開講し、学校の勉強だけで大学受験が完結できる道筋を整えています。卒業生が協力参加する勉強合宿では、受験にまつわる体験談や大学生活について話を聞く機会も設けているそうです。
卒業後の進路につなげるためのキャリア教育にも力を入れています。たとえば、高1生全員が参加する「京大キャンパスツアー」では、卒業生が大学キャンパスを案内。また、卒業生を中心に各分野で活躍する人を招いて講演やワークショップを開催する「ほしゼミ土曜講座」では、法律やビジネス、医学などさまざまな分野に進んだ先輩の話を聞くことができます。
最後に八木先生は「格好をつける必要のない男子校で、好きなことに熱中できる大阪星光学院は、合宿や日々の学校生活を通じて一生のつながりが生まれます。毎年11月に行われる生徒主体のスクールフェア(文化祭)もとても盛り上がります。ぜひ見に来てください」と呼びかけました。