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学校説明会レポート

学校説明会レポート

東京都立武蔵高等学校附属中学校

2026年9月7日(月)

独自の学びで興味・関心を広げ、国際社会に貢献できる知性豊かなリーダーを育てる

東京都武蔵野市にある東京都立武蔵高等学校は、前身である東京府立第十三高等女学校創立以来86年の歴史を持つ伝統校です。2008年に附属中学校を併設して中高一貫校となり、2021年には高校募集を停止して、完全中高一貫校に移行しました。

この日のオンライン説明会では、中学副校長の川島勇行先生が、「豊かな知性と感性」「健康な心と体」「向上進取の精神」という教育目標の下、6年間かけて「国際社会に貢献できる知性豊かなリーダー」を育てる同校の取り組みについて紹介しました。

同校のカリキュラムの柱の一つが、総合的な探究学習「地球学」です。中1は尾瀬でのサマーキャンプで自然環境を、中2は農業体験学習「結い」で地方の産業を学び、中3では模擬国連に取り組みます。模擬国連の今年度のテーマは「海洋プラスチック問題」と「気候変動問題」。生徒たちは各国の“大使”として議論を交わしながら、それぞれの立場の違いや、自国の利益と周辺国との友好関係の維持などについて学びます。

高校に進むと、一人ひとり仮説を立てて、それをいろいろな角度から検証し、論文にまとめる個人課題研究へと発展し、高2では英語でのサマリー作成にも取り組みます。今年度からは東京大学先端科学技術研究センターとの共同研究もスタート。大学院生メンターからのアドバイスなどに刺激を受ける生徒も少なくないそうです。

また、理数教育にも力を入れており、東京都からは東京サイエンスハイスクールの指定を受けています。学校でも、高校生がチームで理科・数学・情報における複数分野の競技を行う「科学の甲子園」や数学オリンピックへの挑戦を後押ししており、昨年は、第1回日本女子数学オリンピックで高校1年の女子生徒が銅メダルを獲得しました。

一方、英語教育では、東京都から「GE-NET EE」「AIを活用した英語教育の充実事業校」「海外学校間交流推進校」の三つの指定を受け、オンライン英会話やAIを活用した英作文授業を実施しています。高1のオーストラリア語学研修にはほぼ全員が参加するほか、希望すれば、自分で決めたテーマを調査する東京都のプログラム「Global Visit」に参加でき、2025年度はケンブリッジ大学などイギリスの大学を訪問したそうです。

卒業後の進路についても説明がありました。今春は、卒業生109名のうち56名が東京大(6名)や一橋大(8名)、東京科学大(11名)をはじめとする国公立大学に合格しています。

課外活動も活発です。音楽祭、体育祭、文化祭「武蔵祭」の三大行事は中高合同で実施しています。また、部活動は運動部が14、文化部が10あり、兼部を認めていることもあって、加入率は100%を超えているそうです。

最後に、2027年2月3日午前に実施予定の適性検査について。適性検査では、都立中高一貫校共通の問題と、学校独自の問題を組み合わせた問題が出題されます。川島先生は「本校が求める生徒像であるアドミッション・ポリシーは『学びたい人』『元気な人』『やる気のある人』です。本校では、真面目で穏やかな生徒たちが、伸び伸びと、楽しい学校生活を送っています。10月24・25日の学校説明会は生徒自身が説明を担当します。ぜひ足を運んでください」と呼び掛け、説明会は終了しました。

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