僕は葉っぱ隊だった。基礎を固めずにテストに挑むものは「葉っぱ隊」と呼ばれて、僕もその一人で、算数の計算問題、社会の年代の並び替え問題で間違いを重ねていた。だから、得意の応用問題が取れても成績は伸び悩んでいて、六年生の夏が始まるまで偏差値は真ん中より少し上くらいだった、変わったのは夏の志望校別特訓だった。そこから僕は毎日コアプラスを続けて、基礎問題を全く落とさなくなった。はずだった。現実は違った。６００問近くあるコアプラスからできない数問を見つける作業はまさに苦行で、結果的に長くは続かなかった。そんな生活を続ける中クラスが下がってしまった。僕はコアプラスを続けようと決意した。さて、これを読んでるみなさんは「どうせこいつまたコアプラス続けなかったんだろ」って思っているだろう。その予想は的中！ではなく、僕はきちんとコアプラスを続けた。いつもいたクラスからのクラス落ちは衝撃的で、友達からも馬鹿にされたのを覚えている。そこから僕は基礎を固めて見事第一志望の麻布に合格した。さて自分語りはここまでにして麻布に合格するためにすることを紹介する。

１．基礎を固める！（麻布の記述は知識よりで、知識があったら大体解けるから。）

２．記述を書く体力をつけよう！（知識があっても記述が書けなかったら意味がないから。）

３．授業は超集中して聞こう！（ＳＳが始まると復習する時間が減るので、授業中に疑問は解決できるようにした方がいいから。）

４．日常の疑問に対する答えを書けるようにしよう！（社会の最終記述は身の回りに関することが出題され、それの練習ができるから。）

５．国語の選択肢、抜き出し、漢字は満点を取ろう！（そこで満点が取れると、ライバルたちに差をつけられて、有利になるから。）

　受験直前期は今までの人生の中で一番緊張すると思うので、謎の自信で自己暗示して受験に臨んでください。がんばれ受験生！