受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

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2025年度中学受験  サピックス小学部第36期生/受験体験記

進学校 慶應義塾普通部

君の2月に桜咲け。

K.Sさん

 ぼくは3年生の9月頃にサピックスに入室しました。入室テストでは偏差値50未満だったけれど、その後は51から61の間に位置していました。しかし5年生の冬にインフルエンザが原因で副鼻腔炎になり、めまいや頭痛で勉強どころではなくなってしまいました。当然偏差値は急降下し、ついには45まで落ちてしまいましたが、体調が回復したら55まで戻すことができました。この経験から、ぼくは受験当日まで、体調管理には特に気をつけるようにしました。
 得意な教科は社会と理科の生物だったので、4教科均等配点かつ、生物が出やすい慶應普通部に向いていると思い、SSは慶應普通部コースを受講しました。ちょうどその頃、普通部の文化祭である「労作展」に行き、そのレベルの高さに感動しました。こうして、ぼくは慶應普通部を第一志望とすることを決意したのです。SS特訓は昼食時間以外は休憩も無く、とても大変でしたが、同じ学校を目指す仲間でありライバルでもある友達も同じように頑張っているんだと自分に言い聞かせました。
 ぼくは家で集中して勉強できなかったため、塾の後に個別塾の自習室で課題をしてから帰りました。そして正月特訓と冬期講習が終わった後、栄東中に連戦連勝し、市川中の受験前に個別の先生と市川の対策をしたら、なんと似た問題が出題され、流れに乗り、そのまま市川中に合格することができました。合格画面を見たときはお母さんと抱き合って喜びました。
 そして2月1日の朝、偶然小学校の友達と会い、3人で話しながら学校まで行きました。筆記試験では国語の時間配分を間違えてしまい、一瞬諦めそうにもなりましたが、最後まで粘って終えました。そして次の日の夜に合格発表があり、無理かと思っていましたが結果は合格していました!!
 最後に君たちに伝えたいことは、休息もとり睡眠時間も大切にし、最後まで諦めないことで合格は勝ち取れます!
 「君の2月に桜咲け。」

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