聖光、サレジオ、浅野。僕の第三までの志望校でした。サレジオと都市大は良かったのですが、浅野の手ごたえがイマイチでした。理由は、①聖光の結果が気になってイライラしていた、②サレジオと都市大の合格をもらって調子に乗っていたことだと思います。算数はできたのでなんとか合格はもらえたのですが、翌日の聖光に影響してたかもしれないので、皆さんは気を付けて下さい。
　聖光は僕の最高偏差値でも届いてなかったので、母は正直厳しいと思ってたようです。勿論それで志望校を諦める理由にはならないし、実際僕は繰り上げ合格をもらいました。ちなみに、僕は５年まではゲーム命、受験生としての自覚が持てたのは６年後半からでしたが、聖光不合格が分かってから繰り上げ合格が分かるまで、受験に後悔はありませんでした。もちろん悔しかったのですが、なんかそういう、すごい後悔とかはありませんでした。それは、聖光で実力を出し切れて、ちゃんとチャレンジできて、やり切った感があったからです。あと、失敗は悪いことだらけではありません。だけどそれは、聞くだけではわからないと思います。聖光の一時的な不合格で、僕もほんの少し、分かってきた程度です。
　ところで、サピのとある先生は、担当教科最後の日に、自分が学生の頃の経験談を話して下さったのですが、僕はとても感動しました。その先生は解説が分かりやすく、とても面白くて、何より生徒に真摯に向き合ってくれました。その先生は、生徒の数だけ目がある気がします。僕はその先生に会えた事を、生涯の宝だと思ってます。
　この話をまとめると、まず「調子に乗らず、イライラしない」。集中。次は「諦めない」。悔いのない様に。さらに「走り切る」。最後まで。最後に「サピは良い所」。先生も、授業も。この４箇条のうち、１つでも参考になれば、それを胸にして、そして旨にして受験してもらえれば幸いです。