僕は６年生の夏期講習が始まる前、偏差値が40台後半と、第一志望校の早稲田中学校とはかけはなれていました。「やらなければ！」と思った、わけではなく、逆に勉強から逃げて、受験の天王山と呼ばれる夏、真下にトンネルをほっていました。そのせいで、更にクラスを落としました。
　その時「やばい」と思ったわけでもなかったのに、急に勉強を始めました。なぜか？ 僕は今、こう考えます。「勉強の楽しさ」に気づいたからだと。
　その後は、友達と遊ぶ時間を減らし、スポーツの習い事もやめて、勉強に集中するようになりました。すると、成績が上がり、４回のサピックスオープンではどれも偏差値50台後半という結果を出すことができました。そして最後には早稲田中学校に合格することができました！
　では、ここからは僕が勉強で大事だと思うポイントをお伝えします。
①基礎トレ
　計算力が上がることで、他の問題にも良い影響があります。（ちなみに僕は１ヶ月分をサボったこともありますが、それでも継続することが重要です！）
②過去問
　過去問は、自分が今どのレベルにいるのかを知るために役立ちます。それによってモチベーションも上がります。過去問を解くか解かないかで、大きな差が出ます。
③１月の勉強について
　１月は本当にあっという間です。「新年だ！」と思ったら、もう試験会場にいるような感覚になります。この時期はあまり辛さを感じないので、とにかく全力でやり尽くしましょう！
　最後に、僕の恩師ともいえる先生の言葉をご紹介します。
　「入試で全勝はほぼありえない」
　１校や２校落ちてもそれは当たり前だから大丈夫！と思って、次の試験に取り組みましょう。
　また、「カンニング」や「答えを書き写すような勉強」はやめましょう。それには意味がありません。自分のために勉強しましょう！
　みなさん、頑張ってください！ 応援しています！