小学二年生のころに入ったサピックス。三年生までの授業は（今となっては）お遊びのようなもので痛くも痒くもなかった。しかし四年生になって本格的に理科と社会が加わってから勉強量が増えて成績が落ちてしまった。最終的にはそこそこの成績を取れるようになったが、思い返せば一番大変な年だったと思う。
　五年生は成績がぱっとせず、最後の方は真ん中のクラス、それ以下くらいまで下がってしまった。
　その中でとても焦ったのか、自分は今までにないほど弱点の克服のために勉強した。
　その甲斐あって六年生は上から二番目のクラスで始められた。その後五年生の頃には行けなかったトップクラスまで行けた。しかしそこで油断してしまい、夏期講習で三クラス落ちてしまった。それが悔しくて国語を中心にとても丁寧に復習をした。その結果、合格力判定ＳＯでは国語の偏差値がとても上がった。
　しかしそこで自分の悪い癖「油断」をしてしまった。入試までには少しは取り戻せたが、それまでの国語の点数はとてもひどかった。
　このような僕の受験エピソードから二つ注意をしておこう！（僕の独断と偏見）
①弱点の克服に努めること
　確かに「得意なことをより伸ばす」ということは効率的で人によっては向いているかもしれない。しかし弱点が不安の根源となる上、入試に弱点が出ないとは言えません。なので全科目バランス良くできるようにしておくべきです。
②油断しないこと
　自分のように点数が大幅にダウンすることがあります。するとモチベーションも下がるのでいつでも適度な緊張感を持って勉強しましょう。
　最後に受験に挑む皆さんへ。自分の中学校での姿を想像してください。とても華々しいですね。皆さんの合格を祈っております。