「できると思えばできる、できないと思えばできない。これはゆるぎない絶対的な法則である」画家パブロ・ピカソの有名な名言だ。そんなことはないと思っていた。第一志望校にずっと憧れをもっていたのに落ち続けてきたのだから。努力不足だとは自認していたけれども、正直とても悔しかったし、諦めかけていた。だから、すでにご縁をもらった学校に入学して一日でも早く受験から逃れようとしていた。けれども、やっぱり諦められなかった。「最後のラストチャンスなら！」そんな思いで第一志望校の最後の試験を受けに行った。次の日、結果が出る時間までずっとソワソワしていた。自信があった分、「もしご縁をいただけなかったら…」と考えるとなかなか結果を開こうとする気になれなかった。藁にもすがる思いで結果を開いた。結果は、
　「合格おめでとうございます」
　この文字を見た瞬間、胸の中から今までの思いが込み上げてきて嬉しさのあまりお母さんと一緒に笑顔で泣いてしまった。
　こんな私が伝えたいこと三選

①無理だと思ったら飛ばした方がいいこと。（第一回の試験で平面図形に悩んでいたら残り10分ぐらいになっていたので気をつけて！）

②受験直前は体調管理に気をつけた方がいいこと！（試験の前日少し危なかったので…）

③さぼらないで簡単な基礎でいいから勉強をすること。（四年生の頃さぼり過ぎてコースが四コースぐらい下がってしまったので…）

　努力したから、最後まで諦めなかったから、満開の桜を咲かせることができました！
　苦手なところがあるというのはそこを直せばまだまだ伸びるとポジティブにとらえることもできると思います！ なので、諦めずに第一志望校に向かって頑張って下さい！ サピックスの先生方、ありがとうございました。