受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2025年度中学受験  サピックス小学部第30期生/受験体験記

進学校 早稲田実業学校中等部

完全勝利は正夢に

E.Sさん

 「合格おめでとうございます。」
 2月3日午後1時、母のスマホに桜が咲いた。
 2年生の2月。新3年生として下から2番目のクラスで入室した。それからは一個ずつクラスも上がり、最上位まで行けた。それでも5年生までは真ん中のクラスにいる事が多かった。
 6年生。天王山と言われる夏期講習は頑張れずにクラスが2つ下がってしまった。ヤバイかも、とは思いながらも後期へ突入。後期は心を入れ替え、成績も向上していった、ことはなかった。やった課題の量は増えたものの、先生に指定された量に行くか、行かないかぐらいであった。因果応報と言うべきか、最後のマンスリー、サピックスオープンはどちらも偏差値40台になってしまった。始まりと同じ下から2番目のクラスでラストスパートを迎える。
 ここに来て、やっと本気を出していった。
 そして、2月1日午前。第一志望校の試験。1月校は受けておらず、一発目というプレッシャーが大きくのるか、とは思いきや、意外にもサピックスオープンと同じような雰囲気で、これは第五回SO?と思い、緊張しなかった。手応え満タンで終わり、第三志望校の試験へ向かう。算数は失敗したような気分だったが、切り替えた。
 2月2日。第三志望の結果は合格。そして、吉祥女子を受け、午後は遊んだ。3日。都立を受け、問題が自分にあっていないことを確信しながら終わらせた。昼頃に第一の早実の結果が出て、合格をもらい、午後の國學院久我山のSTに向かい、4日は遊んだ。5日の法政大学中学校は国語は半分ぐらいしか解けず、自信はなかった。9日を迎え、全勝を知る。

○気をつけるべきこと
―睡眠
―適度な休憩

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