30％。11月23日実施の学校別ＳＯの合格可能性だった。通常ならば、あせり、真面目に勉強すると思う。しかし、あせらず、勉強にも身が入らなかった。そのまま、最後のＳＯ、マンスリーと続いてしまった。その後、冬期講習・正月特訓になると、それなりに勉強はした。だが、それは早実中志望者なら、普通にやっている量だと今（２月４日）になって思う。さて、そんな自分がなぜ、全受験校に合格する「ミラクル」を起こしたか。１つは、同じ中学を目指す友達がいたことが大きいと思う。ＳＳ特訓において、同じ中学を目指す友達がいた。その子は、志望校別のクラスで、１・２を争う子で、残留争いをする自分とはかけ離れていた。しかし、そんなにかけ離れていても、友達と早実中に行きたいという意志が大きな柱となった。そんな友達と出会えたことが「ミラクル」だった。２つ目は、２月１日の「ミラクル」だ。なんと、サピックスで読んだ文章が、そっくりそのまま出題されたのだ。これには、サピックスでの努力が無駄ではないと勇気付けられた。そして、最後は塾にサピックスを選んだことだ。今まで語った「ミラクル」も、サピックスに入らなければ起こっていなかった。塾にサピックスを選んだのも、「ミラクル」だった。
　このように「ミラクル」を起こしたが、それなりに勉強はしていた。それを忘れないでほしい。最後は、自信と志望校に行きたいという気持ちである。第37期サピックス生という誇りを胸に、残り１年間、有意義な時間を過ごしてほしい。そして、ぜひとも、一人でも多く、第一志望校の合格発表サイトで、ピンク色にそまった、２文字の栄光を手に入れてほしいと思う。