受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2025年度中学受験  サピックス小学部第36期生/受験体験記

進学校 女子学院中学校

3年間の努力が開花した

R.Kさん

 私は、新四年生の春期講習からサピックスに通い始めました。その時は下位のクラスになってしまい、結構落ち込みました。やはり、勉強していなかったものの、それが形に出てしまうことは恐ろしいことです。だから私は、死にものぐるいで勉強をし、8クラス上がった時は、努力をして良かったと実感しました。しばらくは、順調だったのですが、全く成績が上がらなくなり、焦りました。その時、どうすれば良いのかを考えてみると、ただがむしゃらに問題を解くのではなく、自分の苦手なところを見直すことが効果的だとわかりました。
 入試当日、私は朝、基礎トレをし、計算力を高めることで緊張をほぐしました。また、電車に乗っている時や、休憩中にはコアプラスを見返すと良いと思います。試験会場に行くと、周りの人が賢そうに見えてしまいがちですが、自分の実力を信じて下さい。それが、一番の勇気となってあなたを支えてくれます。
 女子学院に通いたいと思っている人へのアドバイスは、〝どの教科もわかるところから解き、波に乗り始めてからわからないところを解く〟ということです。特に算数は、一つ一つの問題はあまり難しくないものが多いのですが、時間が短く問題数が多いため、時間配分に気をつけてほしいです。また、前の教科の手応えが、良くても悪くても引きずらないで、気持ちを切り替えて臨んで下さい。
 私が大切だと思う事は、自分の苦手分野をもう二度とないチャンスだと思って挑むことと、〝努力は裏切らない〟とよく言うように努力は必ず結果を出します。だから、自分の実力を信じてあげるということです。
 入試は人生に大きく刻まれます。結果が良い人には嬉しさを、残念だった人には、今後の生活のふみ台となってくれます。どのような結果でもあなたの心は開花します。

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