受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

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2025年度中学受験  サピックス小学部第36期生/受験体験記

進学校 女子学院中学校

4年間を振り返る

M.Hさん

 初めてSAPIXへ行ったのは、3年生の4月でした。5年生までは勉強についていくのに精一杯でしたが、6年生頃から勉強や塾が楽しいと思えるようになりました。
 6年最初の組分けテストの成績が良く、調子に乗った私は直後のテストで大失敗しました。その後も、ミスを減らせず、夏直前には苦手の算数で失敗し、ブロック落ちしてしまいました。皆さん、スタートは大事です。たとえ良い成績でも絶対に油断しないでください。
 さすがにまずいと思い、夏は猛勉強し、クラスを4つ上げ、ビリ界隈をウロウロしていた志望校別のクラスでも、2位前後を死守できるようになりました。苦手だった算数は、①授業内で全て理解できるよう頑張る、②家でできない箇所を1つも残さない、を続けたところ、ようやく成績が伸びてきました。
 後期のSSでは、念願の5つ星(SSで1位になると座席表の名前の上に、1位になった回数分の星が付きます!)を達成し、首位を競い合ったライバルとも親友になりました。正直言って、サピはこれ以上ないくらい楽しかったです。
 ですが、楽しさにかまけ、後期は基礎トレや併願校の過去問をサボりがちになり、併願校受験の当日はとても不安でした(でも受かりました)。ちなみに基礎トレは一か月超サボったところで母に見つかり、毎日4日分ずつやって何とか追いつきました。経験は本番で一番の力になります。皆さんは何があっても、基礎トレと過去問はサボらないようにしてください。
 振り返ってみると、本当にクラスや順位に左右されていたなと思いますが、私のように競争でやる気が出る人は、別にそれで構わないと思います。本番で合格最低点を取れれば勝ちなので、モチベーションの上げ方は正直なんでも良いと思います。自分の6年間がかかっているので、悔いのないように準備するのが一番です。
 後輩の皆さん、JGで待っています!(←これを言ってみたかった!)

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