ダイヤグラムは花子と太郎（多分）が移動する様子を図にする算数の解法の事だ。
　吉祥女子の発表画面をつけて、見たのは「合格おめでとうございます。２０２５年２月２日」。正直驚いた。浦和明の星も、ＪＧも、少し自信はあったが落ちた。そして、吉祥女子の社会（後期になって点数が伸びた）で残り10分の時に半分も問題が残っていて最後は適当に埋めたので自信はなかった。皆さんは、マジでスピードに気をつけてほしい。余談だが、カリタスは受験当日学校側で軽食を用意してくれていた。
　ここからは受験前までの事を書こう。まず、勘は頼りになった。女子学院の過去問で角度の問題が出て、少し難しかったのでとりあえず全て勘で書いたら、全部当たった。成績はダイヤグラムのようで、算数はできる時は得点源、できない時は足枷となった。だからか、面談も合否報告時も算数科の先生だった。夏期講習で私はあまり努力をしなかった。理科の先生がコアプラステストで一問間違えるごとに１００点から10点、30点、60点と引く累進課税（男子がそう命名した）を導入したところ、マイナス１１０点を取った。本命に受かるには努力した方がいい。
　そして９月にまず白百合の過去問を解いたら理科が大問１つ分埋まらなかった。でも吉祥女子は最初から点数が高かった。女子学院はというと、時に合格点を取り、時に全然取れないという悩ましい事が起きていた。２回目の女子学院の模試は70％を取ったが、理科が偏差値70を取ったからだった。だから、私は初日にどちらを受けるか「Ｊ吉問題」に悩まされた。結局「どうとでもなれ」と女子学院を選んだ。私がおすすめするモチベーションの上げ方は、予定を立てる（サピの夏休みのスケジュール表など）事や文房具を変える事、神様（お守り）に誓う事だ。最後になるがサピの先生・警備員さん・さぴあ編集部さんにはとても感謝している。祈・合格！