２月１日、今までにない緊張感と共に第一志望校の雙葉中の受験を終えた。３年間努力してきたことを全て出し切った。２月２日の午後受験を終えて帰宅した時、私は憧れていた雙葉中にはもう通えないと知った。
　その経験から、まず精神面のアドバイスをしたいと思う。私はどれだけ頑張ってもマンスリーや組分けでは思うような点数が取れなかった。最初に書いた通り、第一志望には受からなかった。その時は絶望したし、努力が報われるなんて嘘だと思った。人それぞれ苦しい壁は違うにせよ、成功を摑み取るまでの道のりは楽ではないはずだ。悔しかったりやるせなかったりして泣きたくなることもある。そんな時の立ち直り方を伝えたい。
①一生懸命泣く。
　苦しい気持ちを溜め込んでいたら気持ちは晴れないから、まず涙という形にしてみよう。
②一旦嫌なことから離れる。
　「現実から逃げる」という意味ではない。気持ちを整理するためにとても大切なことだ。
③第一志望に入学した後のことを考える。
　どんな部活に入りたいか、制服を着ている自分を想像するなど、今自分が持っている夢や希望を思い描いて、自分をやる気にさせよう。
　そして気持ちを整理し目の前にあることに精一杯取り組もう。
　次に雙葉中の問題のアドバイスをしようと思う。

①算数では「気合いと根性」を自分のものにして手を動かそう。やればやっただけ実力はついてくるはず。

②国語では問題量の多さに苦しむ人が多いと思う。自分に合った時間配分やスピードを身につけよう。確実な知識も欠かせない。

③理社は正確な知識を蓄えよう。

　私が第二志望に合格したように、きっとあなたにしかない成功を摑み取れるはずだ。自分の夢に向かって、自分を信じてやり切ろう。皆さんの心に、桜よりも先にサクラが咲くことを願っている。