第一志望桜蔭の不合格。ご縁があり受かると思っていた桜蔭の不合格は辛く、受け止め難いものでした。そして第二志望の豊島岡は２日、３日と不合格。私の受験は平たんなものではありませんでした。その経験から皆さんにお伝えしたい大切なことは、最後まで諦めず頑張ること、体調を整えること、です。
　波乱万丈の受験でしたので書きたい事は沢山ありますが、６年生の１年について書きます。前期はとても成績が良くテストでは表彰状を頂き、２回のＳＯでは桜蔭80％。ところが後期になり成績悪化。でも頑張り続け最後のＳＯでは全志望校80％。そこからもサボらず、１月入試を迎え合格。ここまでは順調。
　ところが１月後半は体調が整わず、気持ちも不安定。受験と関係ない今までの後悔や不安が大きくなり、心が痛く、両親に何度も夜遅くまで話を聞いてもらいました。
　そして体調不良のまま臨んだ２月１日桜蔭では、頭やお腹が痛くだるさもあり、算数では頭が「ぽー」っとして試験官に保健室受験をお願いするほどでした。２日の豊島岡は１日に比べるとマシでしたが、食欲はなく頭やお腹が痛く、その日の午後２つの不合格を見て、泣きわめきました。でもＳＡＰＩＸの先生に電話で励まして頂き、大分落ち着きました。
　３日の豊島岡も体調は悪く、その日の午後、お世話になった先生のお言葉を頂きたいと校舎に行き、主に授業を担当して下さった４人の先生にアドバイスを頂き、「３回豊島岡を受けて、全部落ちる訳はない！」と励ましてもらい、頑張ろうと思いました。
　４日の豊島岡は、それまでの３日間に比べ食欲・体調も改善し、その結果合格を頂け直ぐに先生に電話しました。とても辛い４日間でしたが、先生のアドバイスの通り頑張って３回受けて良かったと思います。
　最後になりますが授業担当の先生方、見守って下さった受付や警備員の皆さん、本当にありがとうございました。みなさん、豊島岡で待っています。祈合格！