受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2025年度中学受験  サピックス小学部第36期生/受験体験記

進学校 浦和明の星女子中学校

後悔と決意が導いた合格の軌跡

W.Qさん

 私は小学二年生の終わり頃サピックスに入室しました。その後、時間はあっというまにすぎ六年生になっても「そろそろ本気でやらないと第一志望にうからない」といった危機感は薄く、合格するだろうと考えていました。さらに九月から本気で努力すると思いつつGS特訓や夏期講習には真面目に取り組まず、九月からも本気で努力をしませんでした。
 そして迎えた入試本番。初戦(一月十日)はあと二点で合格に迫る結果でした。私はそれで十分だと安易に考え本気の勉強はしませんでした。そのため一月十一、十六、二十日の試験も不合格になりましたが、栄東B日程のみ合格しました。
 その後、一月二十二日に受けた渋幕も不合格となりました。このことをきっかけに改めて「本気」で取り組む決意が芽生え、渋幕二次に向けて過去問を約十年分解きました。また、不合格が予想されたため、二月四日の浦和明の星第二回を受けることにしました。浦和明の星の対策として過去問を二年分ときました。渋幕二次は不合格でした。
 そして、二月三日の夜サピの先生から「最後の受験だから悔いのないようにしっかり臨んでほしい」との電話を頂きました。浦和明の星の算数、理科、社会は最後の一秒まで丁寧に見直しを行いました。国語は大問一の論説文が難しく後回しにしましたが、大問二の物語ではテーマや主人公の心情の変化を意識することで記述をすんなりと解答できました。
 こうして私は浦和明の星に合格することができました。最後まで支えてくださったサピの先生方、家族、そして友人たちに心から感謝いたします。
 みなさんも後悔しないように一日一日を大切にしてすごしていって下さい。

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