受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

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2025年度中学受験  サピックス小学部第36期生/受験体験記

進学校 山脇学園中学校

受験を終えて

E.Tさん

 私は4年生からSAPIXに入りました。当時の社会の偏差値は28で先生から電話がかかってくるほど、社会はとても苦手でした。でも、猛特訓をし、5年生で私の社会の成績は上がり得意科目になりましたが、算数と理科は思うように上がりませんでした。6年生でSSや志望校別の授業が始まり、第一志望校のクラスに入りました。その頃自分の偏差値は第一志望校とすでに20程差がありました。少人数のクラスでしたが、その中で私は一番成績が悪く、いつも一番後ろの席でした。そして、SSの算数の復習テストでは周りと比べて全然点数が取れず苦しみました。それでも諦めずにそのクラスに必死にしがみついていました。いつもSSのテストの点数で比べられ、席もずっと変わらず、苦しくて悔しかったけれど、諦めずに努力し続けました。
 本番当日、特に何も考えず緊張していないと思っていましたが、なぜか自然と涙が出てきてしまい、号泣してしまいました。家族はそんな私を元気付けてくれました。当日の朝、私より緊張している妹を見て、少し私の緊張が緩みました。本番では、緊張しながらもこれまで頑張ってきた成果を出すぞと頑張りました。第一志望校の試験が終わり自分にしては頑張ったなと思い、午後の山脇学園を受けに行きました。午前のことは考えずに午後に集中した結果、難易度が高く、きっと受かっていないだろうと思っていた国語1科の山脇学園が合格していて、とても喜びました。その後の共立女子中学校も合格し、もしかしたら第一志望もと思っていましたが結果は残念、とても悔しく、涙を流しました。でも、父からは私のことを尊敬していると言われ、とても嬉しく思いました。
 これから、高い壁に立ち向かい、悔し涙を流したり辛く思っても、絶対に無理だとは思わないでください。自分なら大丈夫と諦めずに努力を続けることで、自分の夢に少しずつ近づいていくので粘り強く努力をすることが一番大切です。

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