受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

母校再訪

(「26年4月号」より転載/26年3月公開)

母校再訪

安田学園中学校高等学校

葦苅 海音さん(2025年卒業)
長谷川 葵惟さん(2025年卒業)

進学プログラムとサポート体制が充実
高め合う環境も進学実績向上を後押し

 安田財閥の創始者である安田善次郎によって1923年に設立された安田学園。100年を超える伝統を大切にしながら、時代の変化に対応した教育活動を展開しています。難関大学合格に向けたカリキュラムも充実し、近年は国公立大学や早慶上理などへの大学進学実績が好調です。同校での学びやサポート体制などについて卒業生の二人に聞きました。

わからないことは相談コーナーで解決
一人ひとりに目を向けた面倒見の良さが魅力

葦苅 海音さん千葉大学工学部1年今はロボット工学分野に興味があります。もともと数学や物理が好きでしたが、学んだことと社会がどうつながっているかを教えてくれた中高の授業の影響もあると思います。

―学校生活で印象に残っていることは何ですか。

葦苅 この学校に入ろうと思ったのは、特に学習面でしっかりサポートしてくれると聞いていたからです。入学するとそのとおりだったので安心しました。ぼくは授業以外に相談コーナーを頻繁に活用していました。授業でわからないことや疑問に思ったことがあれば、相談コーナーを利用して、いつも先生に質問をしていました。

長谷川 先生方も「どんどん相談していいよ」と言ってくださり、気軽に質問しやすい雰囲気があります。わたしも相談コーナーで、苦手な理系科目について先生にサポートしてもらっていました。

―学習・進学プログラムが豊富ですね。

長谷川 特に印象に残っているのは高2・3の放課後進学講座です。志望大学別にコースが分かれていて、各曜日に設定されている科目を自由に選択することができます。わたしは友だちと一緒に最難関国立大学コースの講座を受講していました。

自由に質問ができるこのスペースをよく使っていました。佐々井先生にも毎日のように数学の質問をしていました

葦苅 大学受験関連でいえば高2・3時の進学合宿のほか、大学入学共通テスト模試演習や入試直前演習のように、入試に焦点を当てた講座もありました。

長谷川 ふだんの学習サポートとしても、中1から放課後補習や夏期・冬期講習があります。全員参加の講習だけでなく希望制のものも多くて、自分に合った講座を選ぶことができます。ちなみにわたしは今名前が挙がったプログラムはすべて受講しました。

葦苅 ぼくは自分で勉強するタイプだったので高3のときの夏期講習や冬期講習には出ていませんが、大学入学共通テスト模試演習は受講しました。プログラムが豊富にあって、参加するかどうかを自分で決められるのはいいですね。

―通常の授業はいかがでしたか。

葦苅 物理の授業がおもしろかったです。単に教科書の内容をなぞるのではなく、何のための学びなのか、学んだことがどう生かされるのかまで掘り下げてくれるような授業でした。実際の社会の動きと関連づけて教えてもらえたので、頭に入りやすかったです。

長谷川 数学でもただ公式や定理を覚えるのではなく、証明を通して自分のなかで筋道を立てて考えていくことを促すような、本質に目を向けた授業が多かったように思います。

吹奏楽部に6年間所属していました。ホルンを選んだのは、形がきれいでかっこいいと思ったからです(笑)

葦苅 授業の進め方にもさまざまな工夫がありました。担任でもあった数学の佐々井先生の授業でいえば、「積分シャトルラン」も楽しかったです。簡単な計算問題をどこまで連続で正解できるかを競うものなのですが、ゲーム感覚で遊びながら学ぶ感じでした。

長谷川 楽しみながら学ぶということでは、英語でも習った構文をセリフに入れてみんなで英語劇をする授業がありましたね。単に教科書で学び、覚えるのと、実際に使うのとでは定着度が違います。しかも楽しく学べます。ほかにも家庭学習用ですが正答率によって進捗度合いが変わる英単語アプリなどもありました。

楽しみながら学べるよう工夫された授業
習熟度に合わせたサポートの仕組みも充実

長谷川 葵惟さん早稲田大学社会科学部1年さまざまな視点から社会を総合的に研究したいという思いから社会科学部に進みました。自身の経験が少しでも後輩の役に立てばと思い、現在チューターとして母校に戻ってきています。

―進学実績が好調な要因はどこにあると考えますか。

長谷川 東大志望の友だちが多かったので進学講座で最難関大学向けコースを選んだのですが、そこですごく刺激を受けました。高い目標をめざす仲間と切磋琢磨しながら学ぶ環境が大きいのではないでしょうか。

葦苅 宿題も出ますし、朝の小テスト、各単元の授業内テストなど、実は中1のときからやらなければいけないことが結構あります。でも、楽しみながらモチベーションが上がるような工夫もされているので、大変だったという印象はないですね。

―受験生に向けて、あらためて安田学園の魅力を伝えてください。

長谷川 まずは、サポート体制が整っている点が挙げられます。気軽に質問ができますし、進学プログラムも充実しています。学校全体でそういう機会をたくさん用意してくれていて、自然と高い目標に意識が向くような環境があります。友だちががんばっているので自分もがんばらなければと、お互いを高め合う面もあります。また、先生と生徒との距離が近いことも魅力です。佐々井先生もよく女子会を開いてくれて、勉強以外の話も聞いてくださり、楽しい時間を過ごさせてもらいました。学校の公式な取り組みとしても年に数回先生との二者面談があり、その時々の課題や目標を確認するなど、積極的に生徒とコミュニケーションをとろうとしてくれます。

葦苅さんは中2から高3まで、長谷川さんは中2から高1まで担任だった佐々井先生と思い出の教室で。「二人とも、前向きに学校での勉強やイベントに取り組む生徒でした」(佐々井先生)

葦苅 一人ひとりに目を向けた面倒見の良さがこの学校の魅力ではないでしょうか。授業がわからなければ補習制度がありますし、教科書の内容以上のことを知りたいと思えば、先生方が個別に向き合って教えてくれます。授業でも、楽しむことを意識しながら学力を引き上げてくれます。数学が好きだったこともあり、中3のときに数学同好会を作りました。先生方も勉強だけでなく、いろいろな話に付き合ってくれます。自分のやりたいことがあれば伸ばしてくれる、そういう学校だと思います。

《学校のプロフィール》

安田学園中学校高等学校

所在地 〒130-8615 東京都墨田区横網2-2-25
都営大江戸線「両国」駅より徒歩3分、JR総武線「両国」駅より徒歩6分、
都営浅草線「蔵前」駅より徒歩10分

TEL 03-3624-2666
H P www.yasuda.ed.jp 別ウィンドウが開きます。

《Information》

学校説明会などの情報はこちらよりご確認ください。

www.yasuda.ed.jp/admission/briefing_j/

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