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荒木 雄吾さん(2018年卒業)
早稲田大学人間科学部卒業
現在は大手銀行で法人営業を担当しています。仕事では簡単に解決できない問題も多いのですが、成城で培った「粘り強く挑戦し続けるマインド」が、今でも心の支えです。
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川島 涼星さん(2023年卒業)
中央大学法学部3年
中学受験ではかなり苦労したタイプで、6年生になると勉強が楽しくなくて泣いたこともありました。ただ、このときの苦労があったからこそ、今の自分があると感じます。
忙しい学校生活で身につけた
オン・オフの切り替え
―まず、成城中学校への進学を希望した理由やきっかけを教えてください。
荒木 もともと男子校に入りたいと考えていて、成城を見学するなかで、「自学自習」と「文武両道」の精神に強く共感しました。仲間と切磋琢磨して学べる環境に加え、グラウンドが人工芝に切り替わる時期で、大好きなサッカーに打ち込める設備が整っていたことも、大きな決め手でした。
川島 ぼくの場合は、塾の先生から「君には男子校が合っている」と勧められたのがきっかけです。成城の文化祭に足を運んでみると、在校生がわいわいと楽しそうに過ごしていて、この学校に通う自分の姿を自然と想像することができました。さらに、校舎が非常にきれいで、駅から徒歩1分というアクセスの良さも、毎日通ううえで大きなポイントでしたね。
―入学後の雰囲気はいかがでしたか。
荒木 どこを見ても男子ばかりという環境は新鮮でしたが、すぐに慣れました。仲間と何でも言い合える関係がとにかく楽しかったです。
川島 同感です。入学前のイメージとまったく変わらず、常に活気がありました。
―お二人とも、サッカー部に6年間所属していたとのこと。クラブ活動で印象に残っていることを教えてください。
荒木 1学年30人、中学生だけでも100人近くの大所帯だったので、レギュラー争いは熾烈でした。練習もほぼ毎日あり、仲間と励まし合いながら乗り越えました。特に夏の山中湖合宿の最終日、早朝5時から湖を一周走る伝統のトレーニングは、疲労困憊になりながらも、精神力が鍛えられました。
川島 ぼくはコロナ禍を経験した世代だったので、部員みんなでビデオ通話をしながら、自宅でトレーニングをしたことが印象深いです。山中湖の合宿にも行けませんでしたが、その代わりに、高3では学校を拠点にした4日間の宿泊なし合宿を行いました。練習は大変でしたが、高1・2でなかなか活動ができなかった分、強い一体感が生まれたように感じました。
―クラブ活動と勉強との両立は大変でしたか。
荒木 成城では「勉強があってのクラブ活動」という文化が根づいています。ぼくは学校の自習室や図書館を有効活用して、クラブの合間に勉強していました。帰宅すると疲れて寝てしまうので、日中の空き時間に集中して取り組むなど、オン・オフの切り替えを6年間で学びました。
川島 成城のサッカー部では、テストで赤点を取ったり、生活態度が乱れたりしていると、どんなに上手な選手でも試合には出られません。ぼくはサッカーをするためにも必死で勉強しました(笑)。通学中や試合会場への移動時間など、隙間時間を活用する習慣が身につきましたね。
―好きな授業は何でしたか。
荒木 英語です。担当の先生は、ぼくが入学した年に成城へ赴任されたので、まるで“同期”のように接してくれました。教え方もわかりやすく、成績も自然と伸びていきました。仕事では英語を使う機会もあるので、このときの学びが役に立っています。
川島 生物の授業が印象に残っていますね。苦手ではありましたが、先生がオリジナルのキャラクターを使いながらユーモアを交えて教えてくださったので、学ぶのが楽しい教科でした。
卒業してから実感した
先生の教えのありがたさ
―卒業した今だからわかる、成城の良い点やユニークな点を教えてください。
荒木 成城の最大の魅力は先生方の温かさです。サッカー部の恩師に人としての在り方を教わり、卒業後も温かく迎えてくれる場所を得られたことは、ぼくの大きな財産です。
川島 本当にそうですね。在学中は厳しく指導されることもありましたが、振り返ってみると、すべて自分たちの成長を思ってのことだったと痛感します。
―卒業後も先生方との交流は続いているのですか。
荒木 はい。成人した際は、先生を呼んで、サッカー部の仲間たちとパーティーを開きました。中高生のころは反抗期で、素直になれず伝えられなかった思いも、パーティーでは「あのとき言ってくれたおかげで、今の自分がある」と感謝を伝えることができました。先生と生徒の距離が近く、その絆が一生続くのが成城のすばらしいところです。
川島 荒木さんもぼくも、サッカー部のOBとして、時々成城に指導に来ています。卒業後も学校にかかわることができるのはうれしいですね。
―最後に、成城をめざす受験生と保護者の方へメッセージをお願いします。
荒木 学校選びで大切なのは、「その場所でどんな6年間を過ごしたいか」を考えることです。成城には、勉強・クラブ・学校行事のすべてに本気で取り組める環境と、それを支えてくれる先生方がいます。入学したら、失敗を恐れずに興味を持ったことに積極的に挑戦してください。仲間と共に悩み、努力し、乗り越えた経験は、必ず将来の大きな財産になります。
川島 受験勉強は大変で、時には泣きたくなることもあるかもしれません。ぼくも泣きながら塾へ通った時期がありました。でも、成城での6年間は、そんな苦労を忘れるほど楽しく、一生心に残る記憶になります。ここでの出会いが、皆さんの人生をより豊かにしてくれるはずです。がんばってください!