受験ライフをサポートする進学情報誌 さぴあ

未来を期待される学校

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2026年10月号から転載

未来を期待される学校 ロゴ

千代田中学校・高等学校

学術・医療・産業界の
知が集まる学校で各分野の
トップランナーとともに、
これからの人類の未来を
生徒がつくる

千代田中学校・高等学校では、「自分もみんなも幸せになる未来をつくる」というビジョンの下、「研究」と「開発」の2コース制で本格的な研究活動を展開しています。第一線で活躍するトップランナーとともに、生徒が“世界に新しい価値を生み出す”ことに挑戦する同校独自の教育内容について、校長の木村健太先生にお聞きしました。

最先端の知が集まる場所で学び、
ともに未来をつくる

広野新たなスタートを切った千代田では現在、どのような学びの環境が広がっていますか。

木村本校では、学校を「生徒が未来をつくる」場所と定義し、「自分もみんなも幸せになる未来をつくる」というビジョンの下、生徒たちが中高時代から世の中に新しい価値を生み出すことに挑戦しています。このビジョンに共感いただいたトップランナーの方々が、「次世代とともに未来をつくりたい」という思いから、本校の教育活動に参画してくださっています。ケンブリッジ大学のMBAの教授やスタンフォード大学の教授、東京大学医学部附属病院長らによる各プログラムも始まり、生徒の進路選択にはTHE世界大学ランキングを決める国際アドバイザリーボードメンバーも参画。最先端の知を切り開いている方々とともに学べる環境を整えています。生徒には本物たちと日常を過ごすことで高い視座を身につけてほしいと願っています。

広野時代の変化やニーズをとらえた、さまざまな教育改革を推進されています。

木村教育の世界では「こういう授業をやる」「こういう生徒を育てる」と、教員が主語になりがちです。しかし、わたしたちがめざすのは「生徒が未来をつくる」こと。生徒自身を主語とし、主体的に「学びたくなる」環境づくりへ、教員の意識改革も大きく進みました。最先端の知が集まる本校での研究活動を通じて、生徒は未来をつくる当事者意識を獲得していきます。みずから学び取ろうとする熱量をもって、世界で活躍するトップランナーとともに挑んでいく。そうして生徒たちが、人類レベルでの新しい価値を生み出していくと、わたしたちは信じています。

校長 木村 健太先生

千代田が募集しているのは
単なる受験生ではありません。
わたしたちとともに
自分もみんなも幸せになる
これからの人類の未来を
つくり出していく仲間です。

校長 木村 健太 先生

研究活動を通して
学びの本来の意義に出合い、
あらゆる教科が楽しくなる

広野その仕掛けの一つとして、昨年度から「研究」と「開発」の2コースが新設されました。

木村「研究」は、「0から1」を生み出すコースです。iPS細胞を用いた幹細胞研究や医療、デザインなど12のラボがあり、生徒は週4時間の授業や放課後を使って、本格的な研究に取り組んでいます。テレビ番組のプロデューサーらが指導する「メディアラボ」での『伝わる表現』の追究、QuizKnock運営会社の代表と進める「AsoManaラボ」での『遊びと学び』の研究、ソニー・エリクソン元副社長との次世代AI技術研究など、多彩な挑戦が展開されています。一方「開発」は、既存の知や技術を掛け合わせ「1を10、そして100」へと発展させる実践的な研究を進めるコースです。都市型農業や廃棄物のアップサイクルなど、研究成果の社会実装をめざすプロジェクトがダイナミックに動いています。

広野どれも現代の社会課題につながる内容ですね。

木村はい。保護者の方から「大学受験に役立つのでしょうか」とお尋ねいただくことがありますが、これこそが真の近道です。研究を通して学問の本質をとらえることはもちろん、再生医療に興味を持ち「英語で書かれたiPS細胞の学術論文を読みたい」と思った生徒は英語の授業に没頭し、培養液の調製で「モル計算を理解したい」と感じた生徒は化学を夢中で学び始めます。研究活動で生まれる内発的な動機は、学びを自分自身のものへと変え、結果として日々の学習意欲や主体的に深く学ぶ力を大きく高めていくのです。

実験室にはES細胞やiPS細胞などの培養細胞を扱うためのクリーンベンチや、遺伝子の発現解析を行うための実験機器等がそろっています

実験室にはES細胞やiPS細胞などの培養細胞を扱うためのクリーンベンチや、遺伝子の発現解析を行うための実験機器等がそろっています

先人たちの英知を味方に——
“巨人の肩”から新たな価値を
つくり出す

サピックス教育事業本部本部長 広野 雅明

サピックス
教育事業本部本部長
広野 雅明

広野それらの学びを通して、どのような生徒を育てたいとお考えですか。

木村生徒には、人類が積み重ねてきた英知に対する深いリスペクトをもって学び、新しい価値を生み出す挑戦を続けてほしいと願っています。ニュートンが引用した「巨人の肩の上に立つ」ということばには、「先人たちの知の積み重ねの上に立つことで、わたしたちはより遠くを見ることができる」という意味があります。先人たちが膨大な時間をかけて解明してきた法則や定理を、わたしたちは教科書を通して一瞬で自分の味方にできる。それは、本当に恵まれたことです。生徒一人ひとりが夢中になれる分野でその“巨人の肩”の上に立ち、今度は自分たちが新しい価値を生み出して「未来をつくる側」になってほしい。そう強く願っています。

広野近年は生成AIの発達により、必要な知識や情報に、さらに容易にアクセスできるようになりましたね。

木村はい。生成AIは、人類が積み重ねてきた知に一瞬でアクセスし、思考を大きく拡張させてくれる強力なツールです。だからこそ本校では、「正解を探す」こと以上に、自分の「問い」をさらに深め、思考を対話的に広げるための基盤としてとらえています。膨大な情報や生成AIを力に変えたうえで、トップランナーとの対話を通して「みずから本質的な問いを立て、新たな価値へ昇華させていく力」を磨いてほしいと思っています。

広野最後に受験生に向けてメッセージをお願いします。

木村中学受験という目標に向かってひたむきに努力する過程では、うまくいかないことや、壁に直面することもあるでしょう。しかし、どんなときも、「楽しむ気持ち」を忘れないでください。千代田が募集しているのは、単なる受験生ではありません。わたしたちとともに、自分もみんなも幸せになるこれからの人類の未来をつくり出していく「仲間」です。

共学校 私立 千葉

千代田中学校・高等学校

〒102-0081 東京都千代田区四番町11 東京メトロ半蔵門線「半蔵門」駅、東京メトロ有楽町線「麹町」駅より徒歩5分、JR・東京メトロ南北線・都営新宿線「市ヶ谷」駅より徒歩7分、JR・東京メトロ丸ノ内線「四ツ谷」駅より徒歩7分

Information

chiyoda.ed.jp/admission/session/

※学校説明会などの情報は上記よりご確認ください。

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