行事や部活動にも全力で取り組む校風
2009年に中学校を開校した日大藤沢は、緑豊かな日本大学湘南キャンパスの一角にあり、広大な敷地には学びを支える充実した施設が整っています。
今春、同校を卒業し、東京大学理科一類に進学した木村太一さん。中学受験では、小学校から続けていたサッカーを軸に進学先を考え、神奈川県内屈指の強豪サッカー部を擁する日大藤沢を志望しました。「サッカー部は学習意欲の高い部員が多く、勉強と両立しながら活動できました。受験に専念するため高2の終わりに引退しましたが、高3の冬に全国大会への出場が決まり、仲間が活躍する姿を見て、入試に向けて気持ちが引き締まりました」と話します。
中高6年間で印象に残っているのは、コロナ禍で中2まで中止となり、中3から再開された合唱コンクールです。「中3のときはクラス全員で練習に取り組み、絆が深まりました。同じ高校に進むにもかかわらず、中学の卒業式ではみんなで涙を流したのも良い思い出です」と木村さん。高1でも結束が高まり、現在も当時の仲間との交流が続いているそうです。
夢を現実に変えた6年間の豊かな学び
同校には生徒の可能性を広げる多彩なプログラムが用意されています。中学では英語と数学の習熟度別授業を実施しており、木村さんは数学の最上位クラスに所属していました。「少人数制で質問しやすく、友人と切磋琢磨しながら発展的な学習にも取り組める環境でした」と振り返ります。
高校では、高3の後半に進路に応じて選択できる特別授業が設けられ、10月に通常授業を終えた後、必要な講座を受講します。木村さんは物理のほか、大学入学共通テスト対策として「情報」の講座を選択。実際に類似問題が出題され、効果を実感したと言います。また、学習支援アプリを活用して先生に指導を仰ぐことで、苦手だった和文英訳の力も伸ばしました。
ゲーム開発の企業への就職を視野に入れて大学選びを始め、先輩の講演会で「自信はなかったが挑戦した」ということばに背中を押され、高3直前に東大受験を決意。努力を重ね、夢をかなえました。
大学では情報工学系への進路をめざすという木村さんは、「プログラミングに加え、宇宙開発の分野への関心も広げていきたい」と期待に胸を膨らませています。
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東京大学理科一類1年の木村太一さん。プログラミング系サークルへの参加を検討しているそうです
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高2で参加した2週間の「オーストラリア語学研修」も思い出の一つ。特にリスニング力が向上しました