桐朋生の個性が結束。来場者の笑顔が広がった3日間
今年の文化祭のモチーフでもある大ダコを描いたアーチ。来場者は柱に、思い思いの感想を書き込んでいました
6月6日(土)~8日(月)の3日間にわたり、桐朋中学校・高等学校の文化祭が開催されました。今年のスローガンは「結う」です。「桐朋生一人ひとりが個性を出しつつも、それが結束することで美しい調和と流れを伴った力を生み出す」という意味を込めたこのことばは、英語の"You"ともかかっており、昨年度のテーマ「舞(my)」からさらに進化。来場者一人ひとりに重きを置いた「あなた(you)」の桐朋祭をつくり上げようという目標も表しているとのことです。
編集部が訪れたのは初日の6日。タコの赤と大波の青が鮮やかな「桐朋門」が、来場者を出迎えます。見る者を圧倒する赤い大垂れ幕が目をひく共用棟2階テラスのステージで行われるのは、恒例の開会式です。文化祭実行委員長や、校長の原口大助先生のあいさつなどの後、音楽部による華やかなファンファーレとともに開幕が宣言されました。
今年は飲食団体が完全キャッシュレス化。この日の開場時刻は12時だったこともあり、現金のみ対応の食堂では食券売り場やパン売り場でも早々に混雑していましたが、交通系ICカードでの対応となった各飲食団体では、スムーズに商品を受け取ることができていました。晴天に恵まれたこの日は、スキー部によるかき氷が大盛況。ピーチ・杏仁豆腐・コーヒー・ライチなど珍しいフレーバーも楽しめるとあって、毎年人気のお店です。今年はセルフサービスを初導入し、来場者は楽しそうに好みのシロップを選んでいました。
毎年、大人気の交通研究部鉄道研究班の展示は、JRの長野駅や石和温泉駅など、さまざまな駅周辺の精巧なジオラマと、その間を駆け抜ける鉄道模型が展示されています。鉄道シミュレーターでは、模型を実際に動かすことも可能で、桐朋生のサポートを得ながら、多くの子どもたちが運転士気分を味わっていました。
西グラウンドでは、メジャーリーグに挑む卒業生を輩出したことで注目を集める野球部が、バッティングの快音を響かせています。地学部のロケット団は、野球部の休憩時間を利用して、モデルロケットの打ち上げを行います。来場者と野球部員たちによるカウントダウンに合わせ、青空に向かってロケットが白い煙を吐き出しながら真っすぐに上がると、大きな歓声と拍手が沸き上がりました。
図書委員会によるビブリオバトルは、今年は図書館を飛び出して開催されました。中学生1名と高校生2名が登場し、それぞれが多くの人に読んでもらいたい書籍の魅力を5分間で語ります。本のジャンルは話題のベストセラーから古書店で出合った変わり種、昭和時代から読み継がれる名作など多岐にわたり、桐朋生の軽妙な語り口が参加者の笑いを誘っていました。ここで勝ち抜いた高校生は、翌日の決勝戦に進み、桐朋一の読書家を決める戦いに挑みます。
2日目には、吹奏楽部による第41回校内演奏会や、生徒による学校説明会が行われるなど、今年もバラエティー豊かな内容となった桐朋祭。来場した受験生も、桐朋生たちの個性とおもてなしの心に触れ、学習への意欲が高まったのではないでしょうか。
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各実行委員や校長先生のあいさつの後、華やかなファンファーレで桐朋祭の開会が宣言されました
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香ばしく焼き上げたソーセージをはさんだパンに、たっぷりとソースをかけたホットドッグ。買い求める来場者が後を絶ちませんでした
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スキー部の飲食展示「EISBAHN」では、シロップのセルフサービスを初導入。選ぶのに迷うほどのフレーバーが用意されました
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交通研究部鉄道研究班では、長野県や山梨県、日光や横浜など、多彩なエリアのジオラマを制作。リアルな街並みの中を列車が駆け抜けていきます
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地学部ロケット団は、グラウンドでモデルロケットの打ち上げを実施。白い煙を上げながら、快晴の空へ飛び立ちました
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ルミノール反応や炎色反応など、迫力ある実演が魅力の化学部実験ショーでは、小学生たちの歓声があふれました
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関心ラウンジと呼ばれるスペースでは、生徒たちが自分の興味のあるテーマを来場者に熱く語る「生徒による授業」が行われました
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中1生の学年展示「桐朋美術館」。名画をモチーフにした、自由な発想の作品がずらりと並びました
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美術部の体験コーナーでは、部員の指導の下、小学生が折り紙を制作
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さまざまな廃材をリサイクルし、楽しい作品を生み出す桐朋電子研。プリンターを改造し、射的に変えた代表作が人気です