受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

吉祥女子中学校

2023年5月29日(月)

理系・医学系志望者が増加傾向
生徒は多様な進路を選択

 吉祥女子中学・高等学校は、帝国書院を創設した地理学者の守屋荒美雄と、東京大学教授や上智大学学長を歴任した数学者の守屋美賀雄により、1938年に創立された帝国第一高等女学校から発展しました。2人の学者の下、掲げられた建学の精神は「社会に貢献する自立した女性の育成」です。

 同校では「知的探究心を育みましょう」「言葉と行動に責任を持ちましょう」「互いの価値観を尊重しましょう」という三つの校是を重視し、日々の授業はもちろん、学校行事や部活動、国際交流を含めたすべての教育活動の基軸としています。

 説明会であいさつに立った校長の赤沼一弘先生は、「本校は大学附属校でも、宗教に属する学校でもありません。生徒一人ひとりを尊重する教育方針を大切にしています。中高6年間を生き生きと過ごし、進路も多様性に富んでいます」と話しました。

 近年では、理系を志望する生徒が増加傾向にあります。医療系の資格を取得できる学部を志望する生徒も多く、医学部医学科には毎年50名以上の合格者を輩出しています。

 また、赤沼先生は、「今後の学校生活・行事は新型コロナ以前の状況に戻していきます。高1のカナダ語学体験ツアーは今秋に実施予定で、文化祭なども通常開催に戻します」と話しました。

多様性を認める自由な雰囲気の下
自分の夢を具現化する6年間

 次に、広報部部長の杉野荘介先生が、学校の特色について説明しました。同校には「自由闊達な空気、多様性を認める文化」「6年間じっくりと物事を考えながら自身の夢に対峙できる環境」「生徒同士で互いに刺激を与え合い、受け合いながらチャレンジできる空間」「仲間との一体感」があると言います。

 杉野先生は「本校の生徒はみんな明るく元気だというイメージがあるかもしれません。しかし、実際は控えめな子やいわゆる“オタク”タイプの子などもいて、さまざまです。互いの価値観を認め合う空気が先輩から後輩へと受け継がれており、一人ひとりがありのままの自分でいられるところが本校の特色です」と話しました。

 最後に、進路・学習部部長の明石里恵先生から、進路指導について説明がありました。「本校では6年間で自分の生き方を見つめ、そのために必要な道に進めるよう、“進学指導”ではなく“進路指導”をします」とのことです。社会とのつながりを体験するプログラムや大学訪問が行われるほか、社会人や大学生になった卒業生との交流も活発で、毎年多くの卒業生が「後輩のために貢献したい」と協力してくれるそうです。「中高6年間という大切な時期を本校で伸び伸びと過ごし、じっくり自分の生き方を考えてもらいたいと考えています」と明石先生は結びました。

イメージ写真 武蔵野市の閑静な住宅街の一角にあるキャンパス。8万冊以上を所蔵する図書館、四つの実験室、メニューが豊富なカフェテリアなど、施設も充実しています

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