受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

さっぴーの社会科見学へ行こう!

施設見学 児童文学の世界に触れる 魔法の文学館にやってきました!

❶コリコの町

女の子 「文学館は江戸川区南葛西にある、なぎさ公園の一角にできたんだ。中に入ると…。うわあ、どこもかしこも明るい赤に塗られているよ! これは『いちご色』っていうの? いい雰囲気!」

男の子 「館内は『魔女の宅急便』の舞台『コリコの町』をイメージしたデザインなのか。1階のホールみたいなゾーンには、物語に出てきた時計台も映し出されているね」
女の子 「小さな家が並んでいるのも、物語どおりだよ。あれっ、あちこちの小窓を開けると、いろいろな仕掛けが見られるね。パラパラ漫画に動くオブジェ…。どれもおもしろい!」
男の子 「見て、プロジェクションマッピングが始まったよ! 角野さんの作品のキャラクターたちが、壁に次々と投影されて、見応えあるなあ」

❷黒猫シアター

写真提供:魔法の文学館

男の子 「1階の隅の細い廊下を進んでいくと、小さなシアターに行き着くぞ。ここでは角野作品をテーマにした映像プログラムが楽しめるんだ」
女の子 「現在のプログラムは全部で4本。『おばけのアッチ』がテーマのものが2本、『リンゴちゃん』がテーマのものが2本で、毎日ランダムで上演されるのね」
男の子 「今回は『リンゴちゃん』の映像作品だね。おーっ、正面・左右・床の4面スクリーンに、キャラクターが現れた! しかもお客さんに向かって直接話しかけてくるんだね、びっくり!」
女の子 「お客さんのほうも、返事をしたり拍手をしたり、作品に参加できてとても楽しいね。上演時間は約10分だけど、あっという間に過ぎちゃった」
さっぴー

絵本『おばけのアッチ』の映像作品 写真提供:魔法の文学館写真提供:魔法の文学館

絵本『おばけのアッチ』の映像作品では、レストランのコックさんであるアッチと一緒に、新しいメニューを考えるよ。オムライス山など、絵本で出てきた料理も登場するから、原作を知っているともっと楽しめるかも。

24年4月号 さっぴーの社会科見学へ行こう!:
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