２月３日、ぼくの４年生から始まった３年間の受験生活が終わりました。
　ぼくは最初、いちばん上のクラスでした。しかし、２か月が過ぎたころ、テスト科目に苦手な社会と理科が増えると、ぼくは下のほうのクラスに落ちてしまい、その後半年以上、そのクラスから上がることができませんでした。
　いちばん上のクラスに定着できなくても、受験が近づいてきた６年生の秋ごろには、成績が戻り始めたことや、１月受験校の算数の過去問で満点が取れたことで、ぼくはできるんだと自信が持てました。そのおかげで、第一志望校の栄光学園中をはじめとした２月の受験には、「絶対に合格する」と自分の力を信じて臨むことができ、その結果、すべての受験校に合格できました。
　ここで、これから受験をする皆さんにアドバイスをします。
　まず、受験は日々の積み重ねが大事です。毎日やると決めていることは、必ずやるようにしましょう。
　次に、苦手な科目は完璧をめざすのではなく、ほかの受験生に差をつけられない程度に弱点をなくすことが大事です。ぼくは最後まで社会と理科が苦手でしたが、得意な算数を伸ばすことを徹底したおかげで、受験はなんとかなりました。とはいえ、弱点はなくしたほうが後々楽だったかなとも思いました。
　そして何よりもいちばん大事なのは、入試本番で緊張しないことです。クラスや偏差値なんて関係ない、自分はやれる、絶対に受かると信じて、ぼくは緊張から抜け出し、受験を楽しむことができました。
　受験が終わったら思いっ切り遊べます。つらいときもあると思いますが、それは今だけと我慢してがんばってください。応援しています。