２月２日、正午。あこがれであった鷗友学園女子中の校舎に足を踏み入れた瞬間、私の受験番号を見つけました。「よかったー」。ほっとしました。鷗友はサピックスオープンで合格可能性80％を取り続けていたし、過去問でも良い点数を取れていました。だから、合格を信じていたので無事に合格を頂けて、安心しました。
　しかし、それで気がゆるんだのか、わりと自信のあった２日の豊島岡女子中の試験に落ちてしまいました。私は、不合格を知った後、ベッドの中でいろいろと考えてみました。その結論が、「明日の豊島岡に受からないと！」ということでした。３日の豊島岡女子中は、かなりのチャレンジでした。２日の不合格で、ゆるんでいた私の心は再び引き締まりました。試験を終え、家ではずっと「私はできる！」と繰り返し自分に言い聞かせていました。そして、発表の時がついにきました。パソコンのマウスをクリックしました。「やったー!!」、私は叫びました。合格したのです。努力が報われた瞬間でした。こうして私の受験生活は最高の結末で幕を閉じました。
　実は、私は６年生の夏という大事な時期に、新型コロナに感染しました。でも、家族が支えてくれたおかげで、ピンチをチャンスに変え、夏期マンスリーテストで偏差値が上がりました。その後も偏差値をキープして入試を迎えることができました。ＳＳ特訓は、とにかく楽しくて日曜日が大好きになりました。受験のつらさは受験生にしかわかりません。友だちにどんどん相談しましょう。質問教室も積極的に利用しましょう。基礎を身につけていれば、難関校でも点数が取れます。受験前は応用より基礎を固めましょう！
　次は皆さんの番です。勉強は、本当につらいと思います。逃げ出したくなると思います。でも、がんばっているあなたの先には虹があることを、ひそかに願っています…。サクラ咲ケ！