激録・受験のリアル120時
三十一日、明日から本番。過去問をもう一度直していたところ、激励の電話が来た。先生が「記述が良く書けていた」「君が解けない問題は皆解けない」と言ってくれた。その後は、なぜか興奮と衝動に駆られて勉強が手につかなくなったので、アニメを見たり、国語の解説を読んだりした。
一日、麻布。麻布は、過去問でも学校別サピックスオープンでも合格最低点に届く事が少なく、合否は五分五分といったところだ。登校に初めての道を通ったのだが、大して緊張はしなかった。栄東の体験と先生の話が心の支えになったのだろう。本番では、国語は全て埋まった(初!)が、算数は五問しか答えられなかった。だけれども、全体的な手応えはあったのだ。
二日、栄光。先生は「栄光の方が簡単」だと言ってくれているし、模試の判定も良好である。少しは昨日を思い出したが、問題に専念した。不安の算数は、書きながら整理でき、いつもより手応えを感じた。
三日、逗子開成と合格発表。逗開は合格力判定サピックスオープンで体験していたので、緊張なく解けた。その後、富士山の見える海岸で二時を待ち、ページを確認。栄光は合格した。嬉しかった。上機嫌で電車に乗ると、三時を回り、ページに飛んで番号を探す。麻布は不合格。ダブル合格できなかった。悔しかった。しかし、栄光の方が校舎が広く伸び伸びできる、麻布の繰り上げもあるかも…と思って気を紛らわせた。
四日、逗開に合格。そして茨城の某科学館に行き、そこで立体地図パズルをしていた。すると、一本の電話が入る。「麻布に繰り上げ合格」との事。悩んだ末、麻布に決めた。自由を自分で学びたかったし、何となく呼ばれた気がしたのだ。
そして、次の受験生諸君へ。SSの復習を丁寧に、間違えた図形はまとめること。誠実な努力は必ず報われます。また、「受験は合計点勝負」「1点でも多く取ってやろう」と粘り強く在りましょう。
最後に、支えてくれた先生と家族、そして全ての学校へ感謝します。