先生と授業あってのサピックス
サピックスには子供達が全員お世話になりました。一番下の子の頃になると低学年から通塾する人も多くなり焦る気持ちもありましたが、サピックスに確認すると「低学年の勉強では考える力を伸ばし、受験勉強としては4年生からがカリキュラム」とのことでした。ただ私の仕事が忙しく入室したのは5年生の5月になってしまいました。なんとか入室テストに2回目か3回目で受かり、入室に際して先生から得点の良かった社会について「受験において社会は武器になりますよ」と励ましてもらったことを覚えています。「得点源」としてではなく、最終的に得意科目が一つでもあったことがモチベーションをつなぎました。
5年生の偏差値は30台の前半、基礎トレだけでも3時間という状態で苦労しましたが、塾に行くのは嫌がらないので我慢、我慢で見守りました。何度も電話で先生に相談させていただき、6年の夏前に先生から「ベイシックをやってみてください」とアドバイスをいただき、なんとかその時にやり切ることができました。そこからだと思います。先生から「このクラスまで上がっておいで」と声を掛けていただいたようで、算数の家庭学習を自分からやることが増えていきました。
志望校についてはBタイプの問題だけで偏差値40台を取れることがあったので、学校見学を経て武蔵中を志望しましたが、何度も志望校を変更した方がいいのではと相談させていただいていました。偏差値的には良くても40台前半、先生もどのようにアドバイスすべきか、きっと難しい判断だったのではと思います。可能性をぎりぎりまで検討してくださったプロの判断に尊敬の念を禁じ得ません。
9月以降はだいぶ様子が変わり、家庭学習に自分から取り組むようになりました。授業点や先生についてなど、塾の様子について話すようになりました。過去問も全部は終わらず不安しかありませんでしたが、親としては良い併願校を選ぶように心がけていました。
最後の最後まで伸びると励ましの声を掛けていただいていましたが、正月特訓の算数でやっと6割7割取れる時ができていました。1月は主に併願校対策として理科の知識の復習を家庭で行い、先生とのコミュニケーションや教室での緊張感が一番集中力を発揮している様子でしたので、サピックスの授業にはリアルで参加を続けました。
1月からの本番試験では「上を向いて試験会場にはいれば受かる」「試験には受かりに行く」など先生からのいろいろな言葉をいただき、「先生に受かったと伝えたい」と言いながら試験会場に向かいました。結果は併願校も3校合格、武蔵中も合格。ほぼ奇跡だと思います。
先生方のアドバイスや教室での声掛けが親子共にモチベーションを保つ力になり、そして何よりサピックスでの授業の場が合格につながる力を生み出してくれたと思っています。偏差値30からでも頑張れますよ!