合格までの8か月
息子がSAPIXに入室したのは小6の6月。それまでは海外に住んでいて、父親の仕事の都合で急遽日本に本帰国することになったのです。帰国子女としての資格はなし。渡航中の塾通いもなし。正直、中学受験は厳しいかもと思いました。でもせっかく小6の4月に日本に帰って来られたのだから、やるだけやってみようと、遅ればせながら息子の受験ライフはスタートしました。
SAPIXを選んだのは、とにかく時間がなかったからでした。この短期間で志望校の武蔵を目指すにはSAPIXしかないと思ったのです。しかし入室テストとして受けた4月のサピックスオープンの成績は散々…武蔵の合格可能性は20%。社会は偏差値38。「SAPIX偏差値は他の塾より10低いらしいよ、ノー勉だったんだし気にしない!」と息子を励ましつつ、一応基準点に達していたので入室できたのでした。
6月入室は想像以上に過酷でした。入室2週間後の面談では担当の先生に「正直今後が心配です…」と言われ大ショック。でもまだ2週間だし、授業のサイクルもわからないし…と思いつつ、息子がペースを掴めるよう、プリントを整理したり生活リズムを整えたり、私なりに地道にサポートしました。他にも「先生は、○月のテキストの復習だから覚えてるよね?って言うけど僕にはそのテキストがない。みんなやったことあるっぽいけど…コアプラスに答えはあるけど解法が載ってない…」という事態が続き、夏まではかなり苦戦しました。
夏期講習では待望の前期の復習が登場。入室前に習った問題を解くことで、息子の知識の引き出しは着実に埋まっていきました。本人曰く「夏は一番伸びた時期」らしいです。そんな成長を実感した夏休み明け。SSで武蔵の独特の問題に触れつつ過去問もスタートする時期なのですが、息子は引っ込み思案すぎるが故、なんと「過去問出せない問題」が勃発。溜め込んだ過去問は11月頃提出させましたが、全部出せたのかは今となっては不明です。
12月以降はトントン拍子に進み(過去問の記述の添削・見直し、大事です)、最後のサピックスオープンでは合格可能性80%。クラスもあと一つで上位クラスというところまで上がりました。冬期講習・正月特訓を経て、埼玉入試も合格。しかしその翌週、まさかのインフルエンザに罹患。寝たままライブ配信授業に出るものの、高熱で気絶。「ここまで頑張ってきたのに…」と親子で絶望しました。それでもなんとか復活し、最終週の授業は教室で受けました。そこでの授業点は過去最高。自信を持って2月1日の本番に臨みました。そして結果は見事合格。スマホの合格の画面を見た瞬間の、息子の笑顔は忘れられません。
優秀な仲間たちに揉まれ、ギリギリまで知識を吸収し、見事第一志望に合格した息子。8か月間というこの短期間で本当によく頑張ったと思います。こんなに勉強し、成長したことを誇りに思い、自信を持ってほしいです。春からの新生活に幸あれ! 合格おめでとう!