駆け抜けた5日間
家族5人で円陣を組み、5歳の長女の掛け声で息子を鼓舞した2月1日の朝。
息子の第一志望は都市大付属中。学校説明会や文化祭を通して活気溢れる学校生活や面白そうな部活動もあり決意しました。成績は校舎内で真ん中のクラス。しかし、4回のサピックスオープンの結果は第1回をピークに回を追う毎に右肩下がりで、とにかく国語が苦手。過去問でも合格最低点を稀に超えるくらいでした。
2月1日は午前午後都市大。過去問よりは出来たと言っていましたが、結果は不合格。息子は落ち込む様子を見せませんでしたが内心は辛かったと思います。自分はほぼ眠れませんでした。
2月2日は午前に獨協中、午後は都市大等々力を受験。待機中、前日のこともあって最悪な事態を考えてしまい、あれだけ練りに練って考えてきた併願校の変更も考えたりしました。結果獨協の合格を頂き、息子にもようやく笑顔が。一つの合格がとても心に安らぎをくれました。しかし夜11時に等々力の結果をみると不合格。過去問では合格最低点をゆうに超えていたため、受験の厳しさを痛感しました。
2月3日は午前に都市大、午後に再度等々力を受験。都市大はまたも不合格となり、落ち込む息子にもう1回チャンスはあると言葉を掛け寝てもらい、等々力の発表は父1人で震えながら確認。すると合格の二文字。しかもS特への逆スライド合格でした。第二志望ですが子供が行きたいと言っていた学校の合格を勝ち取れたこと、めげずに頑張った子供を想い号泣しました。2月4日の朝に等々力の合格を息子に伝えると、とても喜び抱き合いました。連日午前午後受験を繰り返して疲れている中、第二志望校の合格の吉報で精神的にも楽になったと思います。この日はチャレンジ校として農大の受験。残念ながら不合格。倍率が高い受験回なので諦めがつきました。
2月5日、最後の都市大。ここも例年高倍率なので厳しい受験と思っていましたが、最後の最後なので悔いのないよう解答用紙にぶつけてこいと激励して送り出しました。試験が終了し、我慢していた寿司を食べに行き、バッティングセンターで遊び、大好きな車のゲームをして、とても楽しそうな小学生の息子を久しぶりに見ました。そして最後の結果発表。なんと合格。自分は最初喜びよりも驚きが勝ってしまいましたが、抱きついて喜んでいる息子をみて、諦めずに最後まで必死に問題に食らいついてきた息子を想うと涙が溢れてきました。SAPIXの説明会での「完璧な状態になって受験に臨む受験生は存在しない。不完全なまま入試を迎えるのが中学受験です」という言葉に救われて、伴走を続けられました。伴走しているとどうしても完璧主義になりがちですが、親の見ていないところで思った以上に子供は頑張っているんだと思います。受験生の親御様、お子様を信じ、支え続けてあげて下さい。
最後にSAPIXの先生方、約3年間本当にありがとうございました。