受験ライフをサポートする進学情報誌 さぴあ

2026年度中学入試 親子で歩んだ 受験の軌跡

進学校 法政大学第二中学校

文武両道を目指して

 「一を聞いて十できるタイプではないけれど、必ず辿り着いてくる子。だから人の3倍練習しなさい。そうすれば、目標を超えてくる」

 娘のフェンシングのコーチがそう仰いました。娘は要領のいい方ではありませんが、真面目に努力のできる子です。でも、ちょっと出来るとすぐ調子に乗って、それでいて自信がなくて、素直だけど頑固で…そんな色々な面を持った子。その時その時で、目の前のことに一所懸命になれるとても子どもらしい子だと思っています。

 中学高校では、部活動でフェンシングをしたいと言う娘の気持ちを大切にするために中学受験をしました。常にいちばん大切に考えていたのは、娘が何を目標にしてどんな中高時代を過ごしたいのか、その後どんな進路を希望しているのか、ということです。第一志望校はすぐに決まりました。

 フェンシングは、全国小学生大会が夏休みの最終週末にあります。実は、5年生の時、このタイミングでベスト8に入ったらフェンシングは長期休暇してもいいかな、と考え、午前中に夏期講習に参加し、午後復習をしたら夕方はフェンシング。すると成績は驚くほど下がってしまいましたが、フェンシングのレベルがかなり上がりました。ところが、その年は台風で全国大会が延期になってしまいました。9月から1月にかけては、落ちた成績を何とかするために勉強にも力を入れましたが、上がり切ったフェンシングの調子が落ちることはなく、この間に全国大会があったら恐らく長期休暇することになっていたと思います。

 2月に新6年生となってからは、フェンシングの練習時間を少しずつ減らし、勉強時間を増やしました。その後は常に学習と練習のバランスを取りながら、GWに行われた全国から選手の集まる東日本大会で6位入賞を果たし、夏の全国大会まではどちらも手を抜けない状態が続きました。もっと練習したいしもっと勉強したい。夏だけはどうしても時間が足りませんでした。全国大会は不完全燃焼に終わりましたが、出られて良かったです。

 学習について特に考えていたのは、夏までに算数の力を着実に伸ばすこと。秋からは出来る限り過去問の時間を確保すること。加えて朝は、基礎トレと過去問の算国を各15分、直し15分。1月は学校を休んで過去問の2周目をしました。理社と漢字は直前3日間で集中的に対策をしました。すると無事に第一志望校に合格することができました。

 2月3日。中学校にて入学書類を頂き、夕方にはフェンシングの練習に復帰し、次の目標に向かって進み始めました。

 泣いた日も笑った日も、一瞬一瞬が大切な時間であり、これからの娘の様々なチャレンジの土台になることと思います。その大切な日々をご指導くださったサピックスの先生方、共に過ごしてくださったお友達に感謝の気持ちでいっぱいです。サピックスでなければ、ここまで両立出来なかったと思います。

 ありがとうございました!