受験ライフをサポートする進学情報誌 さぴあ

2026年度中学入試 親子で歩んだ 受験の軌跡

進学校 芝浦工業大学柏中学校

子供のやる気を伸ばす難しさ

 上を目指す子供の向上心を育てる難しさを痛感しました。子供のやる気は本人の性格、周りの環境に大きく影響されました。

 さて、3年生の5月に友達が塾に行っているので、私も塾に行きたいということで、SAPIXに通い始めました。特に子供の能力を伸ばすために受験経験は良いと聞きましたので、中学受験させることにしました。

 最初は家庭学習やマンスリーテスト前の勉強は頑張っていましたが、徐々に成績は伸び悩み、反抗期もあり、家庭学習をやらなくなりました。更に4年生の長い夏休みにペースは完全に乱れました。成績が悪くなったため、算数に苦手意識を持ち始め、SAPIXをやめたいとも言い始めました。

 親が言うことを素直に聞かないので、考えた末、5年生の2月からプリバートの力を借りることにしました。アドバイスは的確で若い講師の話は良く聞いてくれました。完全とは言えないが、苦手な算数及び社会は少し克服しました。

 6年生の最後の保護者会のアドバイスを聞き、SAPIXを信じることにしました。受験が終わるまで学校に行かない友達もいる中、娘の日常は変えない、今まで培った力を信じることにしました。ただSAPIXの先生から出された家庭学習、基礎トレ、漢字を毎日やるようにとどめました。

 本人は志望校に合格する自信はありました。SAPIXからもらった鉛筆を好んで使用し、SAPIX生の強さを実感していました。6年生の1月、受験の直前に「なぜ自分は算数が苦手なのか分かりました」と言いました。確かに志望校の受験で算数の成績は一番良かったです。

 志望校(通っている小学校の系列校)以外は受験しないという強い意思でしたが、「せっかくお母さんがもう1校を申し込んだので、やってみない」と主人の一言で「仕方がないな」と言いながら、2校目を受験しました。それがまた合格でした。

 2校目は学校説明会で英語ができるお子さんは英語でも受験する選択肢があり、合格した場合には英語クラスはネイティブの先生が担当になると聞き、5科目の試験を受けさせました。娘は長年英語を勉強していましたので、英語も身についていました。

 娘にSAPIXで上のクラスを目指して欲しかったが、本人はなかなかその気になりませんでしたので、諦めました。どうしらもっと良くなれたか分からないまま受験は終わりました。

 しかし、一つ言えることはSAPIXの下のクラスでもSAPIX生は受験に強いです。中学受験は思春期に差し掛かっている難しい時期ですが、お子さんの力を信じると良いと思います。