中学受験の処方箋
☆「学校にはいつまで行っていいの?」と言われた場合
我が子は学校が大好き。入試直前の1月の過ごし方について秋ごろから親子による攻防戦が繰り広げられる。多くはないと思うが同じことで悩んでいる方の参考になればとここに記すが、結論から言うと子供の意見を尊重すること。担当の先生に、学校が好きなお子さんは学校に行くことで受験勉強とのバランスを保っているので取り上げるようなことはしないでください、とアドバイスを頂きギリギリまで学校に行った。これで気が済んだと納得してもらえたのはとても良かったと思う。
☆膨大な量のテキスト どれをやるかわからない場合
6年生になり土特が始まり秋にはSSが始まると持ち帰るテキストの山に呆然とする。到底すべてをこなすのは困難なのですぐに担当の先生にSOSの電話をかける。「授業で扱った問題、担当教師が指示した問題だけで大丈夫ですよ」と言っていただき胸を撫でおろす。特に理科・算数が苦手だった我が子は多くのものに手を付けることはできなかったが、その代わり指示のあった問題だけは繰り返し解いた。これが後に奇跡を生むことになる(多分)。
☆大好きな社会で選択問題スランプに陥った場合
マンスリーテスト、サピックスオープン、SS以降の演習問題で選択問題において選択肢の二つまで絞れたのに最後に正しい方を選べないことが増えた時期がある。これもまた先生に相談する。暗記や記憶ができているようだが実はまだ完ぺきではないため誤った選択をしてしまうとの指摘を受け先生の指示に従い、夏期講習テキストの基礎力確認問題を一からやり直す。やり直したノートを先生に見て頂き、ほめてもらう。大喜び。
☆理科の知識、これで本番に間に合うのか?と不安になった場合
12月になっても理科の知識の詰めが甘く失点が続いた。入試本番まで2か月を切り、絶対間に合わない! とパニックになる(母が)。またもや先生に相談。「それを間に合わせるのが私たちの仕事です。彼女を信じてください」。この言葉が最後まで私の心の支えとなる。ここまでくると私たち親にできることは殆どない。先生にお任せすること、それに尽きると思う。
さて迎えた入試本番、過密なスケジュールだったがテストを受ける毎に我が子は力をつけていったように思う。あれだけ苦戦した算数と理科であるが、早実、中等部共に過去最高の出来だったと豪語する我が子。奇跡と言いたいところだがやはり積み重ねた時間の結果なのだろうと思う。ここまで読んでいただいたらお気付きだと思うが、先生方のアドバイスは本当に的確で、さらに私たち親の精神安定にも絶大な効果を示す。困ったら迷わず先生に電話をかけることを強く勧めたい。入試が終わった今、私たち親子のサピロスに効く薬はまだ見つからない。