受験ライフをサポートする進学情報誌 さぴあ

2026年度中学入試 親子で歩んだ 受験の軌跡

進学校 洗足学園中学校

家族で楽しんだ3年間

 娘が入室したのは新4年生の2月です。お友達と一緒の他塾に決まりかけていたところで、娘には泣いて嫌がられましたが、サピックスの入室テストと体験授業を受けてもらいました。教室から出てきた時の娘の第一声は意外にも「絶対サピックスに入る」でした。娘には一方的に先生の話を聞いている授業よりも参加型授業がとても楽しかったようです。

 自分で選んだ大好きなサピックスです。インフルエンザと学校行事以外で欠席することはありませんでした。

 入室にあたり、共働き夫婦の役割分担を緩やかに決めました。塾のお迎え、勉強の計画は私、家族の健康管理、志望校選定手伝いは妻としました。

 最初の頃は夜8時までの通塾に慣れることに専念しました。寝不足が続くと体調を崩してしまう娘の睡眠時間は9時間以上を最後まで徹底しました。

 4年生のときは、採点、勉強の計画を立てること、わからないところを教えることなど家での勉強に私が積極的に関わりました。

 5年生になると少しずつ手を離していき、親は勉強の計画を作成するだけになり、わからないところは自力で解説を読んで理解するようにさせました。

 6年生になると、自分で取り組むところを決めるようになり、最後はスケジュール管理も含めすべてを本人に任せました。そのため、親は勉強の進捗具合が把握できなくなり、積み上がる未着手プリントを前に不安が募りましたが、何も言わずに見守りました。親は楽になりましたが、忍耐力が相当鍛えられたように思います。

 娘の勉強の進め方は50分勉強して、10分休憩の繰り返し。10分休憩は自由で何をしてもよいというルール。娘は読書をするかテレビを見ていました。ゲームやYouTubeにはまらなかったのは良かったです。この50分勉強+10分休憩は5年生の途中には身についたように思います。ただし、これは親が自宅にいるときの話です。塾がない日は両親が帰宅するまで娘は勉強せずにのんびりしていました。せめて学校の宿題は一人でも終わらせるようにお願いしました。

 6年生の秋以降はテストが続くとともに、志望校選定が山場を迎えます。テスト結果や今までの説明会参加校のお気に入り度、受験日程、サピックスでの面談を踏まえ、家族会議を開いて本人の希望を最優先に受験校を決めていきました。

 一番悩んだのは合格後の進学先です。おそらく親や先生が何を言っても本人の第一志望校に進学するだろうとは思っていましたが、それでも親は悩みました。サピックスの先生には3回も電話してしまいましたが、そのたびに丁寧に対応していただき心強かったです。

 受験を終えて娘は「私がサピックスを選んだのは正解だった、楽しかった」と言っています。本当にありがとうございました。