6年生夏からの驚異の成長
娘の中学受験での気づきは、「子と親とでは時間の感覚が違う」、「目標とモチベーションが大事」です。親として、子供の将来をより多くの選択肢から選べるような環境を提供することを常々考えています。そのために中学受験をすることを決意しました。
しかし、親主導の受験スタートだったこともあり、娘は受験に対するモチベーションが全くなく、志望校も特にこだわりがないようでした。何度か候補となる学校の説明会や文化祭の見学には行ったのですが、娘には響いていませんでした。受験に対するモチベーションが低いため、勉強に身が入らず、テストの結果もよくありません。それでも、小さい頃から続けてきた毎朝1時間勉強という習慣だけは続けていました。親がお尻を叩いて何とか勉強だけは継続している状態で偏差値50前後の真ん中より少し下のクラスでした。6年生になれば、さすがに本人の受験へのモチベーションが上がると思っていましたが、甘かったです。先生によると、親と子で時間の感覚が違うため、子供にとって受験はまだまだ先のことに感じているようです。それでも親は諦めず、6年生になってからも体育祭、文化祭、説明会に子供と参加して、子供の受験モチベーションを必死に上げようとしていました。それでも、勉強への取り組み姿勢はさほど変わらず、SAPIXの家庭学習で必ずやらなければいけない範囲もできていないことも時折ありました。タブレットで動画を見たり、漫画の本を読んだりしているのを何度注意しても変わりませんでした。遂には、娘が受験をやめたいと言い始め、親も受験を諦めなければいけないのか、と思い始めた7月に事件は起きました。
いつものように勉強を促すのですが返事もしなかったため、怒りを耐え切れず机を殴り骨折して手術入院することになり、娘の勉強のフォローができない期間がお盆明けまで続きました。これを機に娘に受験スイッチが入りました。遊ぶ時間を減らして、勉強に取り組むようになりました。夏期講習を真剣に取り組んだ結果、授業前テスト、マンスリーテスト、サピックスオープンで結果が出始めるのです。クラス内順位を意識して、授業前テストを頑張るようになり、ブロック内でのクラスも上がりました。偏差値が50を超えクラスも、真ん中より少し上に上がりました。9月の洗足学園の学園祭でさらに刺激を受けて、娘の中で志望校が決まり、勉強に取り組み始めたのです。10月以降さらにクラスが上がり、11月のサピックスオープンでは洗足の合格可能性が80%になりました。先生との面談では、「授業も真剣に取り組むようになり、後期の成績の伸びが凄く、この時期にここまで上がる子は珍しい。洗足も狙えるところまできた」と言っていただけました。
冬期講習・正月特訓・直前期授業、家庭学習と、目の色が明らかに変わり、遂に「本人事になり」勉強に取り組むようになった結果、洗足の合格を勝ち取り、娘の受験が幕を閉じました。