受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

さぴあインタビュー/全国版

個々の能力を伸ばす教育で
平和の実現に貢献する人へ
6年間で未来への道筋をつける

栄光学園中学高等学校 校長 柳下 修 先生

新しい学校をつくるのは生徒
その意識を持って来てほしい

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神田 進学実績を拝見しましたが、今春は東大合格者が47名、そのうち現役は37名です。現役合格率(20.2%)は全国6位という実績です。医学部医学科への実績は国公立大学だけを見ても合格者が33名、そのうち15名が現役です。やはり医学部志向は強くなってきているのでしょうか。

柳下 特に医学部志向が強まっているという印象はありませんが、全体的に理系が増えているので、その影響はあると思います。以前の高3は理系と文系が2クラスずつでしたが、現在は理系2クラス、混合1クラス、文系1クラスとなっています。

神田 それでは最後に、受験生と保護者の方にメッセージをお願いいたします。

集合写真

柳下 生徒たちは敏感に今の社会の空気を感じながら育っていきます。学校をつくっていくのは生徒たちであり、学校というのは一つの生き物です。生物の個体は必ず年老いて死んでいきますが、学校では生徒も教員も入れ替わりながら、そして入れ替わることで刷新されていくのだと思います。ですから、受験生の皆さんも、自分がこの学校をつくっていくのだという気概を持って入ってきてほしいと思います。そのためにも、まずは学校に足を運んで、特に在校生の様子を見てください。保護者の皆さまには、本校のホームページのなかにOBインタビューがあるので、ご覧いただければ卒業後のイメージがつかめるのではないかと思います。

神田 在校生と卒業生、やはり人を見るのがいちばんですね。『栄光学園物語』のなかで山本先生がこう書かれています。「合格した子どもたちの笑顔は美しいけれど、うなだれてお母さんと坂道を下っていく子どもたちのことが頭を離れない」と。「中学入試で人生は決まらない、人生はもっと大きな可能性を持っている、中学入試はそのほんの一つの可能性へのチャレンジに過ぎない」とも書かれています。そのとおりだと思います。本日はありがとうございました。

24年7月号 さぴあインタビュー/全国版:
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